ビオトープ体験学習会

首都高にビオトープがあるってご存知でしょうか?

平成18年8月に全線開通した高速埼玉新都心線は、さいたまスーパーアリーナの地下をトンネルで貫け、見沼田んぼ地区を高架橋でつなぐ全長5.8kmの高速道路です。
その見沼田んぼ地区においては、自然環境に配慮した自然共生型の新しい都市高速道路を目指し、首都近郊に残された数少ない貴重な緑地空間である見沼田んぼの固有の生態系を復元するため、周辺の樹林から種子を採取し育成した地域性苗木を植樹し、延長1.7km、面積6.3haのビオトープ(地域の野生の生き物たちが暮らす場所)を整備しています。

そのビオトープで、先日、小雨が降る中、埼玉県生態系保護協会の方を講師に迎え、社員によるビオトープ体験学習会を行いました。
体験学習会では、ビオトープの概要、動植物の生態系についての専門家によるレクチャーを受けた後、実際に植生の観察をしながら、除草、ごみ拾いなどの環境活動を実施しました。
現在ビオトープには、オオブタクサやヒメジオンなどの外来種の植物が多く生息しており、在来種であるオオバコやミズキなど成長を妨げているため、外来種の刈り込みを行いました。この作業を行うことにより、在来種は力を付け、大きく育ち、やがては外来種が生息しにくい状況になるとのことです。

また、地下水と雨水でできた小さな池沼にも、外来種のアメリカザリガニが生息していました。このザリガニたちにも、いずれは立ち退いていただくことになりそうです。

このビオトープには、古くから見沼田んぼに生息している動植物たちに、ゆっくりと時間をかけ、新たな生息場所になってもらえるようにとの想いが込められています。

辰巳第一パーキングエリア

首都高では、パーキングエリアをリニューアルする際には積極的にECOを取り入れています。

今回は、湾岸線東行き(横浜方面→浦安方面)から9号深川線への分岐途中にある、辰巳第一パーキングエリアの緑化を紹介します。

湾岸エリアの高層マンション郡と海に囲まれた、潮風が心地よい辰巳第一パーキングエリア。2年前のリニューアルに伴い、本線との分岐部分に壁面緑化を施しています。
壁面に植えられた植物は、緑一色のヘデラと、斑入りの黄色味が効いた緑色のヘデラ。同じ緑色でも色のトーンが異なるため、少し離れた場所から見ると、壁面がツートンカラー仕上げてあることがわかります。
今の時期は、どちらのヘデラも新芽をまといキラキラと輝いています。

取材日は、ちょうど植物のメンテナンスを行っており、剪定したヘデラの枝をもらいました。
その剪定枝はグラスに挿し、根が出てくるのを待ちます。

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