首都高上での事故は、道路の線形にあった速度で適切なハンドル操作を行っていれば発生しなかった場合が多くあります。
そこで首都高では、道路の線形(勾配、カーブなど)や自車の速度を感覚的に感じて、自然と道路にあった運転行動をすることにより、事故を予防することができると考え、これまでの看板による案内に加えて、新たに路面や壁面を利用して道路線形・分岐先の情報を伝えるような色彩や連続的なグラフィックパターンの設置をはじめています。
このように、ドライバーが道路の線形の変化を自然に感じ、道路の状況に合わせて快適に運転ができるように連続的な空間を使って情報を伝えるサインがシークエンスデザインです。

オプティカルドットの設置

埼玉大宮線(下り)美女木ジャンクション~浦和南本線料金所間のうち約400mに、これまでの注意喚起型の交通安全対策に加え、日本で始めて路面にシークエンスデザインとしてオプティカルドットを設置しました。
オプティカルドットとは、楕円形のドットパターンを、知らないうちにスピードが出やすい下り坂に走行方向に連続して並べ、間隔を少しずつ狭く配置することで、視覚的により速度が上がったように感じさせ、スピードの出し過ぎに注意していただくためのもので、道路の勾配や速度・距離を自然に感じていただけるデザインとなっています。

埼玉大宮線の美女木ジャンクション付近に設置されたオプティカルドット
埼玉大宮線の美女木ジャンクション付近に設置されたオプティカルドット