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33限目:交通管制システム「AISS'09」と山手トンネルの防災設備を学ぼう

開催概要

首都高講座33限目は、西東京管理局で交通管制システムやトンネル防災設備について学んでいただきます。

首都高の営業路線長約300kmのうち、西東京管理局の管理範囲は約120kmあります。 営業年数が長い都心環状線や、新しい路線である山手トンネルなど、主に首都高の東京の中心部と西側を24時間、365日、最新の設備と人の力を結集して守っています。

そして講座では、交通管制システムAISS'09(2009年度導入)により、お客さまが受け取る情報がどのように変わったのかをご説明します。交通管制室の大型ディスプレイ(横:約17m×縦:約3.7m)と、山手トンネル等の防災設備をコントロールする施設管制室は同じフロアーにあり、交通・施設相互連携して、24時間眠らない交通管制業務を行っている様子をご覧いただきます。

山手トンネル等がどのような技術で守られているのかご自身の目と耳で感じてみてください。お客さまへの安心と安全へ繋がっていることがお分かりいただけることと思います。 18時30分講座開始になりますので、会社帰りの方もご参加いただけます。是非、ご応募ください。

コース名 33限目
講座場所 西東京管理局
講座日時 平成23年10月20日(木)18:30~20:00
募集人数 20名(18歳以上)
参加費用 無料

開催報告

西東京管理局で行われた首都高講座33限目は、交通管制システム「AISS’09」(Advanced&Integrated Smartway System)と山手トンネルの防災設備についての講座でした。

はじめに、施設管制システムと交通管制システムAISS'09(2009年度導入)の概要について説明させていただき、その後、管制室に移動しました。ここは、施設管制と交通管制が常に首都高の現在の状況を把握できる場所です。24時間365日双方連携した管制業務を行っています。

まず、施設管制システムのディスプレイを目の前に説明をさせていただきました。 施設管制システムは、設備の状態監視及び遠隔操作を行うものです。こちらのディスプレイ及び操作卓は、照明設備、受変電設備、トンネル換気設備、防災設備等に接続されています。監視員は天候や通行量に応じて各設備の運転操作を行っています。また、トンネルを走行中に停電しても、自家発電設備や無停電電源設備を設置しておりますので、最低限の照明設備や防災設備の運転は確保されています。

次に、交通管制システムの大型ディスプレイ前に移動し、交通管制業務について説明させていただきました。この大型ディスプレイは、120インチのパネルを14枚張り合わせたものです。プロジェクタ方式の採用により、細かい情報を表示出来る他、フレキシブルな画面構成が可能となり、必要に応じた情報の表示が出来るようになっています。

その後、首都高のパトロールカー等もご覧いただき、講座を終了しました。ご参加いただいた皆様、最後までご受講ありがとうございました。

PS:講座の中で、事故多発地点のカーブを赤い舗装にしている事など、西東京管理局の交通安全への取組を紹介しました。首都高の1日のご利用は人数にすると約200万人。首都高上にある200万の人生を守る気持ちで、日々安全を守る取り組みに手を抜きません。という熱い社員の気持ちを首都高講座で直接聞いてみませんか?

講座の様子