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41限目:横浜環状北線の建設状況を学ぼう2

開催概要

首都高講座では、横浜環状北線の建設現場をシリーズ化してご紹介しています。 これまでの過去3回で、シールドマシンの発進場所である新横浜立坑の大きさに驚いたり、シールドマシンを現場で組み立てるダイナミックな光景に目を奪われたり、掘進中のマシンに会いにシールドトンネルを歩いたりしました。 今回4回目は、工事が進んでいるシールドトンネルの施工状況と、トンネル入口付近に建設される新横浜換気所工事の様子を見ていただきます。

換気所建設に伴い、地上から縦穴を掘りシールドトンネルの壁を撤去するため、通常は土の中にあるトンネルの外側の壁がこの時期だけ見られます。レアな現場風景が見られる貴重な機会です! 皆様のご参加、心よりお待ちしています!

講座イメージ

コース名 41限目
講座場所 横浜環状北線 シールドトンネル
講座日時 平成24年11月30日(金)14:00~17:00
募集人数 30名(18歳以上)
参加費用 無料

開催報告

41限目の受講者の皆様には、横浜環状北線について概要説明を聞いていただいた後、新横浜立坑から新横浜換気所建設現場までシールドトンネルを歩いてご見学いただきました。

立坑上にある防音ハウス内では、セグメントと呼ばれるシールドトンネル壁などの工事資材の説明を聞き、また、正確なクレーン操作で約30メートル下の地下に降ろされるセグメントを見ました。

その後、階段で地下に降り外回り側(生麦方向行)のシールドトンネルを、新横浜換気所が建設される地点まで歩きました。途中、特殊な形の車両がありました。セグメントやプレキャスト床板などの長尺物の資材を運ぶため全長が長いのですが、車両の前と後ろ両方に運転席があるので、方向転換することなく現場を行き来することができるのです。

新横浜換気所は、地上から掘削して換気所を造ります。 換気所の建設は、既にできている本線シールドトンネルの換気所建設部分を撤去して換気所を構築する工事となります。講座のあった2012年11月末の時点、掘削した部分のトンネルを支えるために補強がされており、足元に土が見えるところがありました。ここまで歩いてきたシールドトンネルとは全く違う建設現場風景です。この換気所建設現場で、通常は土の中にあるシールドトンネル壁の外側を見ることができました。この後、取り除かれる鋼製のセグメント部分ですが、地中にあったことを物語る渋い赤茶色になった部分が印象的でした。

地上にあがると辺りは夕闇に包まれていました。最後にシールドマシンを遠隔操作、調整する中央制御室を見学して、首都高講座41限目を終了しました。

受講者の皆様、最後までご受講をありがとうございました。