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49限目:外環道高谷ジャンクション建設工事(首都高速道路(株)施工区間)を見学しよう!

開催概要

写真

今回の講座は、首都高湾岸線と外環自動車道をつなぐ高谷ジャンクション(仮称)の建設工事現場を見学します。

場所は、首都高湾岸線千鳥町出入口の東にある江戸川の河川上付近で、首都高湾岸線の東端にあたります。

ご覧いただくのは、外環道高谷ジャンクション(仮称)建設工事。ジャンクションをつなげるため、首都高湾岸線を広げています。
今回は、河川上の拡幅工事を間近で見て、また、新しく拡幅された橋桁の上にもご案内します。舗装前の高速道路を歩いてみませんか?さらに高架下では、ちょっとした作業体験も予定していますのでお楽しみに。
道路がつながり、人の便利がつながっていく。外環道と湾岸線がつながる未来を、是非感じに来てください!

 
コース名 49限目
講座場所 湾岸線 高架下(千葉県市川市上妙典付近)
実施日 平成26年5月28日(水)13:30〜16:00
募集人数 15名(18歳以上)
募集期間 平成26年5月1日(月)~5月15日(木)
参加費用 無料

開催報告

5月28日(水)に行った首都高講座49限目は、東京外かく環状道路(通称:外環道)の高谷ジャンクション(仮称)建設に伴う、首都高の拡幅工事について学びました。

外環道は都心から15㎞のエリアを結ぶ延長約85㎞の幹線道路で、3環状9放射ネットワークの一部です。高谷ジャンクション(仮称)は千葉県市川市に位置し、外環道と東関東自動車道・首都高湾岸線を結ぶ連結路です。

バスで湾岸線の高架下にある事務所に向かい、概要説明を聞いた後、ヘルメットや安全帯、安全チョッキをつけて現場に向かいました。

首都高講座の様子

今回見学したのは、湾岸線本線からジャンクションへ分岐する部分。既設の湾岸線の高欄(壁の部分)と床板(路面の下の部分)の一部を撤去し、新しい桁をつなげて幅を広くする工事の現場です。
講座開催日の時点では、新しい桁を支えるための橋脚の工事を終えて、新しい桁を湾岸線と同じ高さに持ち上げ、ボルトでつないでいる途中でした。

ボルト絞めが途中になっているのは、新しい桁を持ち上げながら、既設と新設の桁の高さを合わせたところで順次ボルト締めしていくためです。概要説明時に図解で紹介した部分ですが、参加した皆さんに、直接ご自身の目で確認していただくことができました。

さらに、この現場内で実際の器材を使ったボルトの締め付け体験も行いました。
専用の電動工具でボルトを締めつけていくと、必要な軸力が得られたときにピンテールが切断されボルト締め付けが完了する体験でした。初めて取り組むボルト締めに参加者の皆さんも真剣な目を向けられていました。

首都高講座の様子

当日は、初夏の日差しがまぶしく、建設現場は鉄の板の上なので、気温以上に暑く感じました。そんな中、「夏の作業の大変さも想像できるような気がします。開通に向け無事故で頑張ってください」と励ましの言葉もいただきました。首都高はこれからも安全、着実に湾岸線と外環道をつなぐ未来の道づくりに尽力したいと思います。参加者の皆さん最後までご受講ありがとうございました。

首都高講座の様子