インタビュー「私の見た首都高」古谷敦也さん

 1990年にヤクルトに入団して、同時に埼玉県の戸田市にある寮に入りました。戸田南から乗って、神宮球場へ。それが僕が首都高に乗った最初です。運転するのは好きなので、毎日、神宮球場まで、行きは1時間、帰りはその半分くらいの時間を運転して帰る生活でした。

 今は都心に住んでいるので、テレビの収録など仕事で利用することは少なくなり、一番よく利用するのはゴルフに行くときです。東京に来たころは首都高も随分渋滞していましたが、今は交通事情がちょっとずつ良くなってきていることをリアルタイムで感じています。

 先日、山手トンネルが全線開通して、一気に車の流れがスムーズになりましたね。中央環状線が繋がったことで、その分、内側にある都心環状線が空きますし、何よりルートの選択肢が増えてかなり便利になったと実感しています。

 現役時代、千葉や横浜など試合のある場所へはすべて自分で運転して行っていたので、僕は首都高の全体像をほぼ全て把握しています。カーナビは一応つけていますが、あまり信用しないタイプ。ナビ「右に曲がってください」、僕「嫌だ」みたいな感じで(笑)。まだまだ自分の経験の方が勝っていると思いますね。

 日頃は都心環状線を通ることが多いのですが、例えば板橋のあたりから堀切の方へむかってジャンクションの最後のカーブを曲がり切ったところにスカイツリーがどん! と立っている。あの風景、好きですね。小菅とか堀切のあたりの首都高はすごく高いところを通っていて、感覚で言うとビルの2階、3階よりもはるかに高いんです。

 空に近い場所に道が走っていて、その横にタワーが立っているっていうダイナミックな風景は、子供の頃に読んだ漫画や、当時見た未来の絵のイメージに近い。子供の頃に感じた「未来」を実感できる場所のような気がします。見晴らしもいいですし、あの辺りを走るのは気分も良くて、好きですね。

高橋英樹さん
古田敦也さん
1965年生まれ。兵庫県出身。 元プロ野球選手、監督。ヤクルトスワローズで名捕手として一時代を築く。通算盗塁阻止率歴代1位。2015年1月、野球殿堂競技者表彰プレーヤ部門に選出され、殿堂入りを果たす。
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