インタビュー「私の見た首都高」高橋英樹さん

 僕は子どもの頃から杉並区在住なんです。それもあって、免許を持つようになってからはずっと首都高を使っています。

 よく覚えているのはレインボーブリッジができたときですね。そのレインボーブリッジを走ると、橋の上から小さな人工の島が見えるんです。あれは何だろうと調べてみたら、1853年に黒船がやってきて、急遽、江戸幕府が黒船の再来日に備えて造った砲台島だとわかりました。品川台場と言うそうです。

 もちろん、東京の都心と臨海副都心とが結ばれてすごく便利になったことにも驚いたんですが、それ以上に、新しく完成した橋から、そういう日本の歴史の一端を垣間見れるということに興奮したんですね。

 最近の話では、やはり何と言っても山手トンネルの全線開通に触れないわけにはいきません。

 僕は週に一度必ずテレビ番組の収録のためにお台場のテレビ局に行くんですが、これまでいつも憂鬱だったんです。高井戸から首都高に乗って、ひどいときは代々木から浜崎橋までずっと渋滞していることも。この業界、遅刻は御法度なんです。絶対に遅れたりはできないので、気が気じゃない。

 それが、山手トンネルが全線開通して以降、すっかりそういうことはなくなりました。まず混んでいるということがない。楽勝! って感じです。僕と同じように喜んでいる方が多いんじゃないでしょうか。

 今も晴海線や横浜環状線、北西線などの工事が進んでいますから、きっとこれからもますます便利になっていくんでしょうね。

 僕は日頃から車やバイクであちこち出掛けますが、時間調整したいときには首都高のパーキングエリアを利用しています。特に好きなのは代々木PA。何でこんなところにPAがあるんだろうと思ったりしながら、眺めも良くて、おいしいコーヒーも飲めて、ちょっと贅沢な気分になれるんですよ。

大鶴義丹さん
大鶴義丹さん
1968年東京生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科 中退。
俳優・映画監督・脚本家・小説家と多才。知る人ぞ知る熱きバイク乗りでもある。本人によるブログは
http://ameblo.jp/gitan1968
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