山手トンネルは、トンネル延長が長く、交通量も多いことから、走行車両の排熱等により、夏季にはトンネル内温度が高くなることが分かっております。
そのため、昨年は、温度上昇抑制対策として、積極的に外気をトンネル内に導入する換気運転とあわせて、内回りの富ヶ谷出口~大橋JCT間の約200m区間で本線内にミスト噴霧を試験的に実施し、お客様の視界に支障となるような問題はなく、温度低下効果があることが確認できました。
今年は、新たに外回りの西池袋出口~トンネル出口間の約500m区間にミスト噴霧設備を設置しましたので、既設の内回り区間とあわせてミスト噴霧を実施してまいります。
ミスト噴霧実施区間 | 実施時期 |
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山手トンネル 内回り 富ヶ谷出口~大橋JCT間(約200m区間) | 7月10日~9月末を予定 |
山手トンネル 外回り 西池袋出口~トンネル出口間(約500m区間) | 7月12日~9月末を予定 |
※ミスト噴霧設備は、微細な水の粒(霧)を発生させて、空気中で水が液体から気体に変わる時に周りから熱を奪う「気化熱」の現象を利用して周囲の気温を下げるものです。 発生した霧はすばやく蒸発するため、肌や服が濡れることはほとんどありません。