総延長およそ300キロの首都高は日々の点検そして定期的な補修、補強により守られています。本講座は、その維持管理業務についての講義と検査機器を使った体験をしていただきました。
今回はバスで湾岸線高架下にある西補修基地に向かいました。はじめにメンテナンス業務の概要を説明させていただき、磁粉検査液を用いて鋼材の表面に肉眼では見えない傷の有無を検査する磁粉探傷試験を体験していただきました。次に屋外に出て、コンクリート構造物の接近点検を行いました。ヘルメットと安全帯をつけて、高所作業車に搭乗し行った点検メニューは、滅多にできない体験に受講者の皆様の顔が輝いていたように感じました。他に、器具でコンクリートを叩いたときの音の違いにより内部の欠陥の有無を測定する打検機、コンクリート内の鋼材を探査する電磁波レーダ、わずかな隙間に進入し内部を映し出す超小型CCDのビデオスコープなどの検査機器を一人ずつ体験しました。
そして積雪凍結対策車両や塩水プラント設備も見ていただき講座を終了しました。凍結や積雪などが懸念される冬の路面の安全を守る事も維持管理業務の重要な業務のひとつです。この日、一時、雪が降るというあいにくの天気でしたが、このような天候の日に活躍する車両や、設備を見ていただけたのは逆にジャストタイミングだったかもしれませんね。
「有意義な時間であった。保守等は改めて大変な業務であることを実感した」という感想を受講者の方からいただきました。本講座を通じて、首都高を安心、安全にご利用頂けるよう、首都高グループ全体で行っている維持管理業務の体制を知っていただけたら幸いです。
受講者の皆様、本当に寒い中のご受講ありがとうございました。風邪などひかれていらっしゃいませんか?
余談ですが、スタッフの私も「面白い!」と唸った今回の講座。歯がなるほど寒かったので、冬の季節を外してまた開催できればと考えています。







