今回は今春にリニューアルされた交通管制システムと代々木パーキングエリアのエコロジーへの取り組みについての講座です。
概要説明、交通管制システム見学、代々木パーキングエリアの順番で行いました。
概要説明では、首都高や新しくなった交通管制システムの概要に加え、新システムで新たに実現したお客様への情報提供についても説明させていただきました。
例えば新システムでは、異常のある車線は右か左か、渋滞延長は増減どちらなのか表示することが可能になりました。
さて、お待ちかねの交通管制室見学です。
交通管制室へ入ると、そこは管制業務まっただ中の戦場のような現場です。
移り変わる首都高の情報を表示しているのは、120インチ14面を一体化した世界最大級の大きさのパネルで、目の前の壁一面にプロジェクタ方式で情報を映し出しています。
従来の埋め込み式のパネルでは情報に制限がありましたが、新しいパネルにはより細かい情報を表示出来る他に、画面も切り替えが可能なので、必要に応じて情報をたくさん表示出来るようになっています。
渋滞情報の表示も従来は、赤色(速度20キロ以下)オレンジ(速度20~40キロ)無表示(40キロ以上)の3段階の表示でしたが、新システムでは、紫(速度10キロ以下)赤(10~20キロ以下)オレンジ(20~30キロ以下)黄色(30~40キロ以下)無表示(40キロ以上)の5段階の表示より道路の状況を細かく把握することが可能になりました。
また、山手トンネルに採用されている交通異常事象検出システムは、人とコンピュータの連携によるシステムで、トンネル内の車の動きを画像処理し、コンピュータで解析した異常な車の動きを即時交通管制室に知らせ、交通管制員が適切な指示を出します。これにより有事の際により素早く対応できる他、トンネル内の交通状況のチェックをより万全にする安全対策がとられています。
次は代々木パーキングエリアです。
屋上の緑化やソーラーパネル、パーキングエリア入口付近のハイブリッド発電設備、駐車スペースの遮熱性舗装や溶岩パネルを使った壁面緑化などここで行っているエコロジーへの取り組みについて説明させていただきました。
一見手入れをしていない様に感じられるかもしれない、ここの緑化ですが、どの様な植物がこの場所に適しているかを観察しています。2年間の試行錯誤の結果、徐々に適している植物が解って来ており、さらなる緑化に努めるつもりです。直接見ていただくことで受講生にもご理解いただけたのではないでしょうか。
遮熱舗装の説明はパーキングエリア建物と溶岩パネルの間にパネル展示をしておりますので、機会があったらぜひご覧ください。
これで、ひと通りの講座は終了しましたが今回はパーキングエリアなのでちょっと一休み。
レストラン「よよぎの森」の店長さんが「たんぽぽコーヒー」を試飲させてくださいました。
たんぽぽコーヒーは香ばしく、少し麦茶に似たなつかしい香りがしました。
カフェインも入っていないのでヘルシーです。
受講者の皆さま、最後まで受講いただきありがとうございました。







