安全を守るということ
安全運転、それはドライバーの意識とそれに基づいた行動から。でも、気をつけていても予期せぬできごとに遭遇したり、事故に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
首都高では、事故を未然に防ぎ、より便利に快適に、そして安全にご利用していただくために、交通管理業務を行っています。
今回は、保全・交通部 交通管理グループの井上 康広マネージャーに話を聞きました。
「首都高では、お客様に安全に通行していただくために、大きく分けて3つの交通管理業務を行っています。管制・巡回・取締です」
交通管制室では、首都高上で起こった故障や事故、アクシデントなどさまざまな情報を迅速に処理し、お客様に提供できるよう、管制パネルに映し出される刻々と変わる状況に目を光らせています。1都3県を3つの交通管制室から24時間体制でしっかりと見守っています。
なお、首都高をご利用のお客様から寄せられるアクシデントに関する情報も、交通管理に大変役立っています。例えば、道路緊急ダイヤルをご利用になられた通報がそうです。非常電話による通報もありますが、このところ道路緊急ダイヤルによる通報が非常に増えています。
道路緊急ダイヤルは、道路上における事故・故障・落下物などのあらゆる緊急事態の通報を携帯電話・PHSの短縮ダイヤル「#9910」により、年中無休・24時間体制で受け付けるもので、音声ガイダンスに従い、道路番号の選択時に「1」を押せば首都高の交通管制室に繋がります。
通報していただくことで迅速な対応を図ることが可能となり、二次的災害などの発生を未然に防ぐことができます。また、通話料も無料ですので、ぜひご利用いただきたいツールです。
事故の被害を最小限にとどめるための情報収集・提供を行うのが『管制』ですが、お客様が事故などを起こさず、より安全に首都高を走ることができるよう注意を呼びかける目的で行っているのが『取締』です。
「『取締』といっても、私たちは警察ではないので道路交通法ではなく、道路法(車両制限令)に違反している車両の取締りを行います」
ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、首都高には安全な通行のために車両制限令により車の重量などの制限があります。また、危険物積載車両の通行が禁止または制限されているトンネルがあります。
カーブやトンネルが多いこともあり、車の幅や高さが制限を超えてしまうと、事故の危険性が高まり、道路施設に衝突し大事故にもなりかねません。
重量を超過した車は、車自体の運転性能、特にブレーキの性能が落ち、制動距離が伸びてしまい、やはり事故の確率が高くなります。
高速自動車国道から首都高に入り料金所を通過する際に、大騒ぎになることも年に数回あるとか。
「首都高の料金所レーンの幅は、高速自動車国道よりも狭いため、車両が料金所を通過することができなかったり、積載しているクレーンなどが車体からはみ出していて、ブースを通れないということがあります」
料金所まで来てその先に進めないとなると、その車はどうなるのでしょうか。そのままそこにとどまるわけにもいきません。かといってもう前には進めないのです。
「その場合は交通規制を行い、料金所の手前でUターンをしてもらい、入り口から一般道に出ていただくことになりますね。安全確保をしながら誘導を行います」
制限幅を超えた車で無理やり料金所を通過しようとして料金所施設を破損してしまうこともあります。
「料金所のブースって特注なんですよ。非常に高価なものです。制作するにも時間がかかりますし、復旧工事の際はレーンを閉鎖しなければならないので渋滞の原因にもなります」
そんなことにならないよう、首都高ではほぼ毎日、月に数回は警察や消防と合同で違反車両の取締りにあたり、注意喚起を促しています。
取締りは料金所を中心に行われますが、首都高全域の安全を守るためにパトロールカーが24時間体制で定期的に巡回しています。
黄色いパトロールカーをごらんになった方も多いのではないでしょうか。2人1組でパトロールし、故障車や事故、落下物などの一次対応を行います。
「落下物を回収することは大変危険が伴います。走行中に発見してもすぐには止まれませんし、離れたところで停車し、そこから歩いて取りに行くことができないので、落下物付近から車線の中央を走行し、後ろから来る一般車両に合図をし、一時停止をしていただいたうえですばやく回収をしています」
冷蔵庫や生きた豚など『何でこんなものが!?』といった“落し物”があり、思わず笑ってしまいますが、落下物は危険な存在です。それを避けるために事故が起きたり、渋滞の発生も想像に難くありません。
首都圏の大動脈と言われる首都高のどこか1カ所が途切れてしまったら、あっという間にその流れが滞ってしまいます。
そのようなことが起きないように、首都高を便利に使っていただけるように、黄色いパトロールカーは日夜、首都高を走り、首都高の安全を守っています。
新しい年の始まりに、安全運転についてあらためて考えていただき、今年1年、安全にドライブやツーリングをお楽しみください。
2009年1月9日 掲載
PICK UP 首都高
新案内標識がお目見え
現在ではナビゲーション・システムのついている車も多いと思いますが、知らない場所や、不案内な道を運転するときは、標識や情報板は本当に頼りになります。
首都高の案内標識は、新バージョンに順次交換しています。環状線用の新しいルートマークなどをすでに目にされた方もいらっしゃるのでは?
バージョンアップされた案内標識は、ドライバーの強い味方です。
スイスイ、お得、ちょいエコ!
首都高でのETC利用率は、平均で80%を超えています。キャッシュレスで料金所もスムーズに通行、各種割引も受けることができます。お得に走りたいドライバーには必需品です。
そんなETCのお得な取付プランをご用意しています。お近くのサービス会場でETCカードの発行から車載器の取付けまで1度に済んでしまう『ワンストップサービス』や、忙しい方にピッタリの『ETC宅配サービス』、『ETC出張取付サービス』など、ご希望にあわせてプランをお選びいただけます。
技術が支える晴海線
湾岸線を走ると見えてくるジャンクション。2月11日に開通する高速10号晴海線豊洲出入口へとつながる東雲ジャンクションです。湾岸線と両脇を通る国道は交通量の多い道路なので、建設にあたっては、利用される方への影響を最小限に抑えるために培ってきた技術をフルに発揮しました。
さらに、高速道路で初めての白色LEDを使った照明を導入するなど、首都高の技術が支える新しく、エコな道路です。
新卒採用Q&A
新卒採用について、よくある質問をまとめました。首都高では現在、2010年度の新卒採用活動を行っています。
『プロの自覚をもち、自ら考え行動し、連携してやりぬく人』―首都高では、このような人材を求めています。
我こそは!と思われる方は、ぜひエントリーしてください。
工事予定を事前にチェック
安全にご利用いただくために―メンテナンスは非常に重要な首都高の仕事です。
工事はなるべく通行量の少ない夜間に、通行の妨げとならないよう計画を立てて実施していますが、安全を確保するために緊急工事を行う場合もあります。
『今週の主な工事予定』では、工事予定箇所や工事に伴い渋滞が予想される箇所を地図などでお知らせしています。
チェーンの巻き方、ご存じですか?
首都圏だからこそ、積雪や凍結への準備が大切です。雪が比較的少ない首都圏でも、いざというときに慌てないために、心の準備と車の準備を怠りなくしておきたいもの。
首都高では、積雪・凍結時には安全確保のため滑り止め装着規制を行います。スタッドレスタイヤ等の冬季用タイヤもしくはチェーンをつけていないと首都高を通行することができません。冬のこの時期、チェーン携行、巻き方を確認して事前の準備を万全に。
湾岸線から都心へ一直線。
造形美にうっとりしてしまう東雲ジャンクション。澄んだ青空に映える新しい道路を走れる日ももうすぐです。
いよいよ2月11日開通となる『高速10号晴海線豊洲出入口』。湾岸線から豊洲方面へのお出かけが、グッとスムーズになります。また出入口は晴海通りに直結。そのまままっすぐで銀座、東京へもひと走りです。
冬の青い空に近づける晴海線。都心へのドライブにお役立ていただけます。
プチ温泉旅行で癒されたい
冬の寒さや正月疲れから解放されたい、そんなときにはやっぱり温泉!ですが、温泉旅行に行くにはちょっと時間が…と考える方も多いでしょう。
手軽に訪れることができて、贅沢な温泉気分を味わえたら―首都圏近郊には、そんな願いがかなう、日帰り温泉施設がいくつもあります。今回、ピックアップする『癒しスポット』で使える割引券やクーポンもご紹介。FMラジオ・NAC5の『FUNKY FRIDAY』(1月16日放送)とのコラボ企画もあります。
いざ来い!冬将軍
年末年始を過ぎると、本格的な寒さが身にしみる時期です。冬将軍の到来で、道路は凍結や積雪などでアクシデントが起こりやすくなります。
首都高では凍結・積雪時に活躍する、専用車両を導入して万全の体勢を整えています。「いざ」というときに頼りになる、個性あふれるクルマたち。もしかしたら、この冬に首都高で見かけるかもしれませんね。
春になるまで油断は禁物。お出かけ前の天気や道路情報のチェックを忘れずに!
首都高を安全に走る方法
首都圏の大動脈、首都高。その構造は複雑で、それゆえ走っていてとても楽しい道路でもあります。ほかの高速道路とは全く違う特徴を持っているのです。
首都高を安全に快適に運転するには、その特徴を知ることが大切です。特に制限速度にはご注意を! 首都高のほとんどの区間は時速50キロまたは60キロ区間。高速自動車国道からの流入時、首都高内でも時速80キロ制限の湾岸線や高速川口線などを通られた後は、スピード感覚の修正が必須です。
ドライブデートで慌てないために
『動画で案内!首都高』は、ルートの入口と出口を選択すれば、ドライバー視点の動画で経路をチェックすることができます。お出かけ前の準備運動に、お出かけ気分になるちょっとした息抜きに。見ているだけでもおもしろい首都高の動画です。
たくさん買っても大丈夫!
お正月が終わり、いつもの日々へと戻るころ、街では素敵な言葉が踊ります―『バーゲンセール』
お年玉をもらったひとも、あげたひとも、やっぱり楽しいお買い物。首都高には都心のお買い物に便利な駐車場がたくさんあります。日本橋兜町パーキング、日本橋本町パーキングでは、高島屋日本橋店と提携しています。お買い物2000円以上で駐車料金の無料サービスが受けられたり、さらに日本橋兜町パーキングでは高島屋までの送迎バスもご用意しています。








