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変わる首都高、変える技術

2009年、2月11日に高速10号晴海線豊洲出入口が、3月29日には高速神奈川1号横羽線大師出入口(横浜方向)が開通します。

高速10号晴海線豊洲出入口

東京湾に沿って神奈川県から千葉県まで、1都2県を結ぶ高速湾岸線。都心へと向かうレインボーブリッジ(高速11号台場線)と辰巳ジャンクションから入る高速9号深川線のちょうど真ん中あたり、広い直線が伸びる道路にまたひとつ大きなジャンクションが見えてきます。高速10号晴海線へと繋がる東雲ジャンクションです。

銀座の目抜き通りである晴海通りに直接アクセスする高速10号晴海線、近年開発著しい豊洲の玄関口となる豊洲出入口の開通で、千葉、神奈川方面から、交通が集中する箱崎ジャンクションや浜崎橋ジャンクションを経ずに都心へと向かうことが可能となります。

周辺の交通状況に配慮した架設工事

  • 湾岸線を跨ぐ一括建築

高速湾岸線から豊洲出入口までの1.5キロが、2月11日に開通する区間です。
建設時に配慮した点は、高速湾岸線と両側を走る国道357号への影響を最小限に抑えることです。神奈川と千葉を結ぶベイエリアの大動脈であり、交通量の多い両路線の流れをせき止めることは、他路線への影響が多大です。
それでもやはり、架設の際は通行止めの必要があります。通行車両の安全を確保しながら4回の通行止めを実施しました。

通行止めの時間を少しでも短いものにするために、架設工事では750トン吊のクレーンが大活躍しました。よく見かけるクレーン車のほとんどが200トン吊前後。その3倍以上のクレーンががっしりと地面に支えられ、巨大な架設ブロックを持ち上げて湾岸線をまたいで架設する様子は圧巻でした。深夜にもかかわらず、大勢のギャラリーが架設作業に見入っていました。

  • 台船による運河上での一括架設

以前『首都高ガールズが行く!!』でご紹介しましたが、2008年8月には大師ジャンクションでも、日本に2台しかない1250トン吊の世界最大級クレーンでの一括架設が行われました。産業道路駅からもそびえたつアームが見えたという巨体が高架を悠々と見下ろす姿は大迫力でした。

また、晴海線では豊洲出入口近くの運河も有効活用しました。
運河には、多くの船舶が往来しています。運河の交通を妨げないよう、早朝という時間帯を選び、台船で工場から運ばれてきたブロックを運河近くに設けた作業ヤードで組み立てた後、再び台船に乗せ、ジャッキアップで一括架設しました。

首都高では、大型クレーンや台船などを駆使し、効率良く、工事による通行止めなどの影響を最小限にするために、細心の注意を払いながら工事を進めています。

高速神奈川1号横羽線と高速川崎縦貫線

大師ジャンクション

大師ジャンクションは『スイスイ川崎!プロジェクト』という整備事業の一環として整備しています。
大師出入口(横浜方向)が開通することにより、高速神奈川1号横羽線の横浜方向へのアクセスが可能になります。街路走行距離が約6キロ短くなり、時間にすると10分の短縮になります。また、交通集中の多い浅田出口も、利用車の約20%が大師出入口を利用すると想定され、渋滞の緩和も期待されています。

さらに平成22年度には、現在殿町までの高速川崎縦貫線が大師ジャンクションまで伸び、高速神奈川1号横羽線と川崎縦貫線が結ばれ、浮島ジャンクションとのアクセスが実現します。

“新しい”で実現するエコ

  • 白色LED照明

オレンジ色のイメージがある高速道路の灯り。高速10号晴海線は、高速道路では初めて導入された白色LED照明が照らします。
オレンジ色の灯りは高圧ナトリウム灯のもの。従来はこの高圧ナトリウム灯が多く用いられてきましたが、白色LEDにすることで、消費電力を約3割削減することができます。さらに長寿命なので、ランプ交換に伴う工事回数も減らせるのです。

消費電力を減らすこと。工事回数を減らすことで実現するエコ。
さらに新しい道路ができることにより、渋滞が緩和され、走行速度が上がり、大気中へのCO2などの排出量が少なくなります。

新しい技術で造られた2つの出入口の開通により、首都圏の湾岸エリアはさらに便利に、快適になり、首都高はもっと地球に優しい道路へと変わります。


2009年2月6日 掲載


PICK UP 首都高

大師出入口を一般開放

3月29日に開通を控えた高速神奈川1号横羽線大師出入口(横浜方向)。
3月8日(日)には、大師ジャンクション内で一般開放イベントを開催します。サッカー版ストラックアウトを楽しんでいただく川崎フロンターレコーナーなどをご用意して皆様のご参加をお待ちしています。

維持管理のノウハウ公開

1日115万台、200万人のお客様にご利用いただいている首都圏の大動脈である首都高速道路」。
首都高グループでは、日々培われてきた経験や技術を生かして、『つくる技術』『まもる技術』『つかう技術』などの首都高グループの総合力を提供しています。

神奈川線とヨーイドン!

交通量の多い首都高の中で、「いつも快適スイスイ走行」といわれている神奈川線は、『首都高で行こう!☆TEC☆ 第7号』で、胸を張って「スイスイです」と言えることが判明しました。ではどのぐらい早いのか「ヨーイドン!」で競争です。

晴海線でららぽーとへ

2月28日(土)、アーバンドックららぽーと豊洲で首都高presents「晴海線開通キャンペーン」を実施します。首都高オリジナル日産GT-R(ホメパト)やカレージョも登場。
アーバンドックららぽーと豊洲へは、開通したばかりの高速10号晴海線「豊洲出口」をご利用ください。

レインボーブリッジ 通行止めします

3月1日(日)午前9時スタートの『東京レインボーウオーク』のウオーキングコースとなる高速11号台場線が通行止となります。これに伴い、台場出入口や芝浦パーキングエリアもご利用になれませんので、お出かけの際には、通行規制時間を確認してからお出かけ下さい。

晴海線 ココだけの話

首都高の建設事業に携わってきた建設事業部 建設マネジメントグループの土橋マネージャーに突撃インタビュー。
巨大クレーンや台船を使った架設などの道路を建設するためのさまざまな技術や2月11日に開通した高速10号晴海線豊洲出入口のお話を聞いてきました。

ヴァージンロード 晴海線

1月25日、高速10号晴海線豊洲出入口誕生記念イベント『首都高スカイウォーク in 晴海』では、首都高史上初の高速道路上での結婚式、『晴海ヴァージンロード・ウェディング』が行われました。
首都高の上で愛を誓った幸せなおふたりを天使が祝福しました。

大橋にのぞみをかける工事です

中央環状新宿線(山手トンネル)は、高速3号渋谷線と高速4号新宿線間の平成21年度完成を目指して建設を進めています。
その中央環状新宿線と高速3号渋谷線を結ぶため、大橋ジャンクションでは、4月末までに計3回、高架橋架設工事のための通行止めを予定しています。
“大橋にのぞみをかける工事です”ご協力をお願いします。

首都高をもっと良くする会議です

首都高の事故を減らすプロジェクト―東京スマートドライバーは、プロジェクトメンバーからの発信だけではなく、ご賛同いただいている会員の方とともに、さまざまな活動をしています。
スマドラミーティングもそのひとつ。第2回となった今回は、スマドラ事務局のある西東京管理局内で開催され、参加者には管制室を見学していただきました。もっと首都高を知っていただくとともに、事故のないスマートな首都高を皆さんとともに目指します。

山手トンネルで近くなる八ヶ岳

さあ、スキーシーズン本番。首都圏から雪山へは、主要高速道路をつなぐ首都高を使えば、東北、上越、信州などなど…お好きなところにアクセス可能。さらに山手トンネルの開通で、埼玉方面からの中央道へのアクセスがとても便利になりました。
中央環状新宿線(山手トンネル)で近くなった、ゲレンデあり、温泉ありの八ヶ岳の魅力をご紹介します。

首都高モニター募集中

「より安全に より円滑に より快適に」ご利用いただけるよう、首都高ではドライバーの皆さんの声を大切にしています。
実際に首都高を利用され、インターネット、eメールのご利用が可能な方に、アンケートにお答えいただいたり、グループディスカッションにご参加いただき、首都高へのご意見、ご提言をお伺いしています。

知ってて得する使い方

首都高の『経路・所要時間・料金案内』は、過去の交通状況の統計データを基に、月・曜日変動、お正月やゴールデンウィーク、お盆等の時節を考慮して、算出した所要時間情報を提供しています。
検索結果の[所要時間優先ルート][距離優先ルート][経由地指定ルート(指定した場合)]中からピッタリの情報をチョイスしてください。