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都市機能を守るために

過去に首都高で起きた事故を教訓に、首都高の安全を守るためには、点検情報の集約と予防保全の強化により事故を未然に防止することが必要であることを痛感、加えて社内の安全に対する意識を高めることを目的として、2001年に『首都高施設安全週間』が設けられました。
現在では、蓄積された点検情報を保全情報管理システムに集約し、データに基づく計画的かつ積極的な構造物の維持管理を行っています。また、2007年からは規模を拡大し、毎年5月末から6月末の1ヶ月間を『首都高施設安全月間』と定めて、安全に対する意識向上を目的としたさまざまな活動を行っています。

1962年の京橋~芝浦間の4.5kmの開通が首都高の第一歩でした。
1967年に都心環状線が完成、翌1968年には神奈川線も開通し、現在の総延長は295kmとなりました。最も古い路線は半世紀近くも前に造られたものですし、横浜ベイブリッジは2009年9月に20周年を迎えます。

日本の主要産業でもある自動車産業。首都高が歩んできた歴史は、自動車産業の発展と技術開発とほぼ同じ道のりです。自動車の数が増え、さまざまな車種ができ、大型化も進みました。建設当初の構造では、現在の交通事情には沿わない部分も多くあり、改訂された安全のための規定や規制にも対応していかなければなりません。
首都高上の交通状況は刻々と変化します。だからこそ、安全のための整備や点検を欠かすことはできないのです。

構造物接近点検

長期間にわたって増え続ける交通量に耐えてきた構造物の疲労は損傷となってあらわれます。
定期点検では、構造物の細部にわたり、磁粉探傷試験で疲労き裂の検出を行うなどにより首都高の現状を把握し、補修等の対応をしています。5年で全路線を1周するように計画されていますので、高架下やトンネル内、橋脚部分などでは、目につき難いかもしれませんが日々首都高のどこかで点検が行われているのです。
さらに日夜高速上や高架下をパトロールカーによる巡回点検を行っています。

また、『首都高施設安全月間』には、『首都高ウォッチング』を実施しています。
社員が、各路線の近隣大学で学ぶ学生さん、モニターの皆さんとともに首都高の構造物を高架下から、文字どおり「WATCHING=見て」気になる箇所を発見したらデジタルカメラで撮影・記録します。
首都高を利用される方や、周辺にお住まいの方の一般的な視点で点検を行うことによって、これまでにも、社員には思いもよらないさまざまなご指摘をいただきました。

高架下徒歩点検

都心部を網の目のように走る首都高速道路を架け替えるのは至難の技です。
首都高をより安全により長くご利用いただけるよう、日々の点検で現状を把握し、独自の繊維接着方法による床版補強など、経験や時間を経て培われた技術を採用し、耐荷力や耐久性を維持できるよう、補強・補修しながら維持管理を続けていきます。

首都高速道路を次の未来へと自信を持って引き継いでいくため、今日もどこかで点検を行っています。


2009年5月29日 掲載


PICK UP 首都高

安全・円滑に楽しむための秘策です

首都高に苦手意識をお持ちのドライバーの方に、ぜひご一読いただきたい秘策「知己知彼 百戦不殆」。
まずはご自身を客観的に見て、首都高のどんなところが苦手なのか、運転に対してどのような意識であるのかつまり「己」を知り、「彼」のこと、そう、首都高について知っていただくためのおすすめページをご紹介しています。

首都高ウォッチング

5月25日から6月24日の『首都高施設安全月間』の一環として実施した『首都高ウォッチング』では、社員、大学生、首都高モニターの皆さん約250名に参加していただきました。
皆さんからいただいたご意見を反映して首都高の維持補修を進めます。

建設現場最前線!

中央環状線は、2009年度に高速4号新宿線と5号池袋線を結ぶ中央環状新宿線(山手トンネル)が3号渋谷線とつながります。 あわせて平成25年度の完成を目指して中央環状品川線の建設も進めています。
さらに大師出入口から湾岸線へとつながる川崎縦貫線、横浜中心部へのアクセスがより便利になる横浜環状北線などの建設中路線の工事進捗状況を写真でお知らせしています。

天の川に一番近い展望台へ

東京タワーの大展望台は、6月1日から「天の川に一番近い展望台」に!
星が流れる幻想的な世界『天の川イルミネーション』と限定スイーツ『天の川パフェ』で一足早く七夕気分を体感して見ませんか?
東京タワーは、都心環状線の芝公園出口からすぐです。

大江戸と小江戸を行ったり来たり

注目の旅スタイル『パーク&ライド』で大江戸《東京》と小江戸《川越》を楽しみましょう。
大江戸《東京》では、新橋・銀座に程近い汐留駐車場に車を止めて電車や水上バスを利用して。
NHK朝の連続ドラマ『つばさ』の舞台、蔵造りの街並みや時の鐘などの歴史を感じるたたずまい小江戸《川越》へは、埼玉大宮線の与野出口をご利用ください。

シークエンスデザインとは?

首都高では、看板や標識による案内に加えて、路面や壁面を利用して道路線形・分岐先の情報を伝られる色彩や連続的なグラフィックパターンの設置をはじめています。
運転に集中しながら自然に道路の形状や分岐先の情報がわかることにより、事故予防が期待できる『シークエンスデザイン』とは?

安全だから安心です

首都高では、きめ細かな『点検』を行い道路の状況を把握し、より安全に、より耐久性を高めるために『補修・補強』を実施しています。また、路面や道路施設の『清掃』、路面の損傷や落下物への『緊急応急対応』、冬季の『積雪凍結対策』など、気持ちよく、安心して首都高をご利用いただくために、日々安全に努めています。

エコライフ・フェアにお越しください

首都高は、6月6日(土)、7日(日)に開催される『エコライフ・フェア2009』に出展します。
「首都高から、ストップ温暖化」のプレゼンテーションや、環境への取り組みをご紹介します。
当日首都高ブースでスタッフに「首都高ホームページを見た」と声をかけてくださったお客様には、首都高グッズのプレゼントがありますので、ぜひ、お立ち寄りください。

家族でお台場に出かけよう!

首都高なら、家族みんなでのレジャーをめいっぱい楽しんでいただくことができます。
首都高からの新提案“首都高ホリデイ”の第1弾は、お台場でちょっとリッチな休日を。
東京湾が見えるレストランで美味しいランチやディナー、エステで綺麗なるもよし、温泉にゆっくりつかって日ごろの疲れを癒すもよし、家族そろって素敵な休日をお過ごしください。

5号線復旧が評価されました

平成20年8月3日に熊野町ジャンクション付近で発生した『高速5号池袋線タンクローリー火災事故』。
首都高では、社会的影響を最小限とするため、昼夜連続施工による復旧工事を実施し、72日後の10月14日に交通機能の全面的な復旧を果たすことができました。
本復旧工事は、被災に伴う交通影響・社会的損失を最小限度に、また難しい施工条件下で急速な施工を求められる橋梁架替え・改築プロジェクトにおける新たな1モデルを示したものと評価され、土木学会技術賞を受賞しました。

#9910の使い方

事故や故障、落下物を発見された時などは、パーキングエリア・非常駐車帯などの安全な場所から、携帯電話で「#9910」をダイヤルしてください。
道路緊急ダイヤル「#9910」は、事故・故障・落下物などのあらゆる緊急事態に関する通報を通話料無料で、年中無休・24時間体制で受け付けています。
お客様から通報していただくことで、緊急事態に対してより迅速な対応が可能になり、二次的被害などの発生を未然に防ぐことができます。

中央環状線を一車線規制します

6月7日の日曜日、中央環状線内回りで鋼床版桁橋補強のために、24時間集中工事を行います。これに伴い、一部区間で午前5時から翌朝5時までの間、一車線規制を実施します。
お出かけの際は、工事箇所、迂回ルートをご確認ください。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。

5号池袋線を一車線規制します

5月31日の日曜日、橋のつなぎ目を減らすノージョイント化工事を行うため、高速5号池袋線戸田南~中台間で一車線規制及び高島平出入口の24時間通行止を実施します。
橋のつなぎ目を減らすことによってスムースな走行が実現して騒音や振動を少なくなり、さらにつなぎ目の補修工事のための交通規制を減らすことができます。
お出かけの際には、工事内容と迂回路のご確認ください。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。