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“首都高 中央環状線 山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)”とは?

首都圏のスムースなアクセスのために、放射線状に広がる高速道路を3つの環状道路でつなぐ「三環状道路」の整備が進んでいます。「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」「東京外かく環状道路(外環道)」そして最も内側を走るのが「首都高速中央環状線(中央環状線)」です。

  • 中央環状線図

中央環状線は、首都高速の渋滞原因である通過交通を分散させるための抜本的な対策路線であり、都心から約8kmに位置する全長約47kmの環状道路です。すでに開通している東側の約26kmの区間と、5号池袋線~高速湾岸線に至る西側の約21kmの区間から構成されています。このうち、5号池袋線~3号渋谷線までの約11kmの区間を中央環状新宿線と呼んでおり、3号渋谷線~高速湾岸線までの約9.4kmを中央環状品川線と呼んでいます。

約11kmの中央環状新宿線のうち、既に4号新宿線~5号池袋線間は平成19年12月に開通しており、残りの3号渋谷線~4号新宿線間【中央環状線山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)】は平成22年3月の開通に向け、急ピッチで建設を進めています。さらに、中央環状品川線についても平成25年度の完成を目指して工事を進めています。中央環状新宿線と中央環状品川線が完成すると、延長約18kmの都市内長大トンネルが出来上がることになります。

既に4号新宿線~5号池袋線間の山手トンネルの開通により、首都高速の渋滞が大幅に減少する効果が現れていますが、中央環状線山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)が開通すると、さらに交通の流れが良くなると予測しています。例えば、東名から東北道に抜ける場合に、従来ならば用賀から都心環状線を利用して川口ジャンクションまで58分かかっていたものが、山手トンネルを利用すると約40分で行けるようになります。また、山手トンネルか都心環状線かというルート選択のバリエーションが増えることにより、目的地までの時間が短縮されることも期待されます。

ルート選択肢が増え目的地までの所要時間が短縮されます。首都高全体の流れをスムースに。

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さらに、平成25年度に中央環状品川線が大井ジャンクションで高速湾岸線に接続し、中央環状線が全線開通すると、東京23区の約3割を緑化にするのと同じ、年間約20万tの二酸化炭素の排出を減らすことが見込まれます。

中央環状線山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)には、山手通り(環状第6号線)への出入口2箇所、換気所4箇所を計画しています。
中央環状新宿線の建設が計画された山手通りは交通量が多く、地下には電気・ガスなどのライフラインや東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線などの鉄道路線が走っています。また、マンションやビルなどの密集地を通ることもあり、周辺への環境影響や工事のための規制による交通影響が懸念されるため、地上への工事影響が少なく、地下埋設物をよけるために地下深く掘ることが可能なシールド工法を採用しました。

シールド工法はトンネル建設に一般的に採用される非開削工法であり、開削工法よりも大幅なコストダウンが図れます。しかし、中央環状新宿線にはトンネル内に複数個所の出入口やジャンクションの分合流部などを設けなくてはなりません。これまでは、出入口などの分合流部は開削工法で建設するのが一般的でしたが、その間を断続的にシールド工法で施工するのでは、シールド工法の長く掘ることによる工期面やコスト面の利点を生かすことができません。

「何とかしたい」という技術者たちの思いが、新しい工法を生み出しました。それが『シールド切り開き工法』です。
工期短縮、コスト削減という観点から、分岐合流部などがある区間もシールド工法で一気に掘り進み、次に出入口や換気所などを地上から掘り下げ、シールドトンネルの一部を切り開き接合します。

先端的な技術により分合流部に「シールド切り開き工法」を採用

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さらに、シールドトンネルの構造安定性や完成後のトンネル全体の変形などさまざまな課題についてもクリアしたことにより、山手トンネル全区間のうち約7割をシールド工法で掘り進めることができたのです。
建設にあたっては、「工程管理」「事業費管理」「安全管理」「品質管理」の4つの管理項目に主眼をおいて入念な検討・調整を進めてきました。特に、「工程管理」については、月に1回は、東京建設局長をはじめとする中央環状新宿線建設に携わる社員、建設会社社員とで全体会議を設け、工程管理のためにさまざまなアイデア出し合い、その場で検討に値するアイデアか否かの取捨選択をすることにより、現場へのフィードバックを迅速にし、工程管理を的確に行うために役立てています。

整備後の山手通り

山手トンネルの地上部を走る山手通りの整備も首都高が東京都から受託して施工しています。自転車通行帯や停車帯を設置することで交通の流れをスムースにし、歩道と中央分離帯には植樹帯を設けています。さらに西新宿ジャンクションの壁面緑化や大橋地区の再開発に合わせた大橋ジャンクションの周辺緑化など、景観に配慮しながら緑豊かな街づくりを進めています。

まちづくりと一体となったジャンクション整備

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およそ50年前には全線が高架構造で構想されていた中央環状線は、中央環状新宿線以降、現代の環境問題に配慮してトンネル構造となり、国内最先端の防災安全設備を備えた最新鋭の道路トンネルとして、着実に建設が進められています。平成22年3月に中央環状線山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)が開通することにより、中央環状線の約8割が完成します。
首都圏の流れを地下から変える山手トンネルで、のぞみは、未来へつながります。どうぞご期待下さい。


2009年8月25日 掲載


PICK UP 首都高

9月連休前後の渋滞予測のお知らせ

9月の大型連休付近では、9月18日・19日・21日・25日に激しい渋滞が予測されますので、経路・所要時間・料金案内とあわせて、外出や旅行計画にお役立てください。
27日(日)には、中央環状線(内回り)で休日24時間1車線規制工事が予定されていますので、ご利用の際は、リアルタイム道路交通情報などで道路状況をご確認のうえ、十分に余裕を持ってお出かけください。

講座 in レインボーブリッジ

「首都高講座」14限目は、『首都高運転のコツ』の第2弾です。
レインボーブリッジ アンカレッジ内で、楽しく学んで苦手意識を払拭していただきたいと思います。
前回に引き続いて女性レーシングドライバー井上啓子さんに首都高を走るコツをお話しいただき、さらにアンカレッジの心臓部であるスプレーサドル室の見学もあります!

連休最終日で渋滞回避

ほんの数時間だけ、ほかの人と行動をずらすことで、かなりの確率で渋滞を回避できることをお伝えしてきた「検証・ザ・首都高」。ハッピーマンデー制度の導入により、土日月の3連休が増え、ご家族そろってのお出かけする機会が大幅に増えた今年は、秋にも5連休があります。
そこで、今回の「検証・ザ・首都高」は、人間心理の裏をかいた渋滞回避術によって、連休に楽しくお出かけする方法をご紹介します。

横浜ベイブリッジ20周年記念イベント

2009年に20周年を迎える横浜ベイブリッジ。
開通日の9月27日(日)に大黒パーキングエリアで、横浜ベイブリッジ開通からの20年をたどるパネルの展示などのアニバーサリーイベントを開催します。この機会にぜひ、大黒パーキングエリアにお立ち寄りください。
また横浜ベイブリッジ・スカイウォークでは、9月20日(日)~27日(日)まで、スカイウォークフェスタ『20周年バースデイイベント』を開催します。

『首都高mobile』開設しました

9月1日に首都高携帯ポータルサイト『首都高mobile』を開設しました。
『首都高mobile』では、以前より携帯サイトで提供していた「経路・所要時間・料金案内」や「出入口通行止情報」を集約、さらに「大規模工事に伴う本線規制・通行止」のお知らせなどの首都高情報をご覧いただけます。また、災害・重大事故時には最新情報をお知らせします。

首都高の将来プロジェクト

中央環状新宿線、品川線や高速川崎縦貫線、横浜環状北線などの建設路線の現場の様子をお伝えしています。
月はじめに更新し、最新の工事進捗写真をご覧いただけます。

開通が待ち遠しい、山手トンネル

平成22年3月開通となる中央環状線山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)をはじめとする、中央環状線の情報サイト『C2インフォメーションセンター』がリニューアルされました。
『大橋ジャンクション』の詳細や、平成25年度の開通を目指す、中央環状品川線の情報も合わせてご覧いただけます。

星空へつながる5号池袋線

お出かけ先の海や山で、ふと見上げる空に瞬く星。夏の終わり、今度は都心に満天の夜空を見に行きませんか。
池袋のサンシャインシティにあるコニカミノルタプラネタリウム『満天』では、最新のプラネタリウム投映機により、リアリティあふれる宇宙空間を実現。1日の最後にはヒーリング番組の放映があり、星空とともにアロマと音楽で癒されます。8月31日まで、首都高のクーポンを提示して、鑑賞料金が割引になるお得なキャンペーンも実施中です。
「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」へは、首都高速5号池袋線 東池袋出口が便利です!

スマートPAモニター募集中

現在、首都高ではパーキングエリアが設定されていない区間のトイレ休憩等のサービスを補完することを目的に、ETCを活用したスマートPA(仮称)について平成21年2月28日よりお客様モニターを対象とした実験を行っていますが、実験の有効性・課題をさらに検証するため、お客様モニター数を拡大し、実験期間を延長することになりました。
平成21年9月1日から平成22年2月28日までの半年間、ETC利用可能な普通車で首都高を利用いただく、お客様モニターを募集しています。

この夏、首都高を使われた方へ

「夏の思い出」を投稿して、ギフト券を当てましょう! 「夏の思い出」を100字以内にまとめてご応募ください。抽選で30名さまにJCBギフト券(2,000円分)をプレゼントします。
お寄せいただいた「夏の思い出」は、首都高「キッズトライ キャンペーン」 『夏の思い出編』サイトで公開します。たくさんの素敵な思い出、お待ちしています。

ETCカードの挿し忘れにお気をつけください

ETCカードを挿入し忘れた状態で料金所を通行されたり、誤って一般レーンを通過してしまった等により、通行料金が「未払い」となってしまった場合は、ETCカード、現金のいずれかの方法で、お支払いいただくことが可能です。
また、未払いのままご連絡をいただかなかった場合、不正通行として割増金も含めた通行料金を請求させていただくことがありますので、ご注意願います。
ETCご利用の際は、カードを車載器に正しく挿入し、ETCレーンを20km/h以下に減速し、開閉バーが開いたことを確認して、必ず徐行で通行してください。