9月7日(水)の午前中に見沼田んぼ首都高ビオトープにて、近隣の大古里育ちの森幼稚園の
年長組の園児(35名)と教職員、保護者の皆様に参加いただき、自然体験イベントを実施しました。
園児たちはビオトープで、さまざまな生き物と触れ合ったり、幼稚園内の落ち葉をビオトープへ撒いたりと、身近な自然を感じながら楽しく遊びました。
見沼田んぼビオトープの周りの田んぼの稲もだいぶ色づいてきました。
ビオトープの向こうには、さいたま新都心の高層ビルや住宅街が見えます。
市街地から非常に近いのですが、自然の風景が今もなお、広がっています。
まず、子どもたちはビオトープ内を周り、虫探しを開始。
みんな真剣に先生の話を聴いています。
専門家の先生からの説明が終わった後は、
保護者の方も一緒になって、皆でビオトープ内を周って虫探し。
1人1人捕まえた虫をケースに入れて、友だちと一緒に観察したり、何を見つけたか
発表しました。
観察終了後、子どもたちによって、虫は再びビオトープの自然の中に放たれました。
虫探しが終わった後は、ダンゴムシレース。
ビオトープ内でダンゴムシを探し、4~5人のグループに分かれて、捕ったダンゴムシでレースを行いました。
自分で捕ったダンゴムシをレース用の紙の上に置き、よーいドン!
みんな真剣です。
ダンゴムシレースの後は、幼稚園にある森から運んできた落ち葉をビオトープに撒きました。
1人1人が運べるように、落ち葉は小さなバケツに分かれています。
子どもたちは指定の場所に、落ち葉を撒いていきました。
この落ち葉についている昆虫の卵や植物の種がいずれ芽吹いたり、孵化することで、ビオトープがより多くの動植物の住処として成長していきます。
作業の後は、大きなシートを広げてみんなでお弁当タイム。
自然溢れる広いビオトープならばこそ、1枚のシートにみんな座ってお弁当を広げます。
最後は全員で集合写真を撮りました。
今後もより多くの地元地域の皆様に、ビオトープの保全活動にご参加いただきながら、都会の近くに残る身近な自然を感じてもらい、
地域密着型のビオトープを育てていきたいと思っています!