2017.12Feature 2

東品川桟橋・鮫洲埋立部が変わる!

1964年の東京五輪に合わせて最初に開通した区間は50年以上が経過。 老朽化が進んだ首都高の大規模更新が決定し、その一番手の着工となったのが高速1号羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部です。
都心と羽田を結ぶこの区間が、新しい玄関口となって再び東京五輪を迎えられるよう、工事を進めています。

50年間 お疲れさま!
損傷もかなり進行

東品川桟橋・鮫洲埋立部は1963年に開通。50年以上供用された道路は、高齢化と重交通による過酷な使用状況から損傷も多く、運河内に立地することによる海水の影響で損傷も進行。厳しい環境の中、日々の点検・補修では補えない状況まで耐え続けてくれたこの区間の道路から大規模リニューアルを開始しました。

コンクリートの剥離や鉄筋の露出・腐食が一目でわかる

約1.9km をリニューアル!
海水面から離した道路をつくる

満潮時には橋桁の近くまで海水が上昇する位置に作られた道路は、腐食が激しく深刻な状況でした。そこで、2026年の事業完了をめざし、海水面から離した高さに道路を造り替えます。また横断するアーチ状の大井水管橋を高さの低いトラス状の水管橋に架け替え道路がその上をまたぐ構造にすることによって造り替える道路の高さを抑えるといった工夫も凝らします。

左は従来の東品川桟橋部。右は完成予想図

めざすは 2020年
五輪に向け「う回路が完成

上下線ともに交通を確保しながら工事を進めるために、2017年9月にまずは上り線の「う回路」が完成しました。上り線をひとまずこのう回路に切り替えて、新上り線の工事に着手。この新上り線の完成予定は2020年。東京五輪時はう回路(上り線)と新上り線(2020年時は暫定的に下り線として供用)の上下線が東京の新しい玄関口として生まれ変わるよう、工事を進めています。新上り線が完成した後、下り線の造り替え工事を実施します。

う回路完成状況

100年先 の未来を見据えて
維持管理にも配慮した道路に

海水面に近い道路は、点検・補修などの維持管理作業が非常に困難でした。今後のメンテナンスを確実に行うために、東品川桟橋部には、橋桁にいつでも近付けるよう維持管理用の「恒久足場」を設置。また、鮫洲埋立部には、路面下に空間のある箱形構造を採用。その空間内で構造物の維持管理が可能に。道路の安全・安心を末永く維持できるよう、細かな点まで配慮した構造にしていきます。

東品川桟橋部の構造イメージ/鮫洲埋立部の構造イメージ

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