本工法は、先行構築された並行する二本のシールドトンネル間の上下にシールドトンネル内から円弧状の鋼管で曲線パイプルーフを構築し、鋼管同士のすき間の地盤を凍結した後、シールドトンネル間を非開削で切り広げる工法であり、その際に土圧を支える土留め壁を必要としない工法です。
本工法は、中央環状新宿線の富ヶ谷出入り口工事で初めて採用された工法であり、「産業・社会を支えるものづくり」として認められ、受賞するに至りました。