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平成21年10月26日付け日本経済新聞記事に対する見解

更新日:2009/10/27

10月26日(月)、日本経済新聞の朝刊に「首都高速を撤去せよ」というタイトルで、景観や環境の点から都心環状線を撤去すべきとの記事が掲載されました。この記事に関連し、以下に首都高速道路の必要性に関して交通の現状や役割について述べさせていただきます。

首都高の交通状況

首都高速道路の利用交通量は1日約115万台(平成19年度平均値)に達しておりますが、この交通量は東京都23区全体の道路における走行台キロの約3割に匹敵するものです。(資料(1))
 この巨大な交通需要により恒常的に渋滞が発生しており、渋滞の解消に対するお客様の要望も非常に多く、渋滞解消が弊社の急務となっております。

首都高速道路一部通行止めによる影響

 昨年8月に5号池袋線で発生しましたタンクローリー火災事故におきましては通行止めにより一般道路を含めまして激しい渋滞が発生し大変ご迷惑をおかけいたしました。このように首都高速道路上で1箇所でも、通行止めが発生しますと大変な渋滞が発生する場合があります。
※5号池袋線タンクローリー火災事故について

都心環状線を通過する交通

 弊社が2002年に行った「第25回首都高速道路起終点調査」によりますと都心環状線の利用交通のうち約6割は、都心環状線を通過する交通となっています。残りの4割は、霞ヶ関や銀座といった都心環状線の出入口を利用する交通です。(資料(2))

首都高速道路を通過する交通

 また、上記起終点調査によると東京外環自動車道が接続する都市間高速道路(東名高速や中央高速など)から他の都市間高速道路に行く、すなわち首都高速を通過する交通は全体の5%程度で、残りの約95%は都内に起終点の両方または片方を持つ交通です。(資料(2))

首都高速道路の役割の例

 東京23区内で見ると、野菜などの農水産品の約4割、紙などの軽工業品の約3割、日用品などの雑工業品の約4割が輸送経路として首都高速道路を利用しており、首都高速道路は毎日の生活に大いに役立っています。(資料(3))
 弊社といたしましては、今後も首都圏の円滑な道路交通の実現に向けて、渋滞解消に資する中央環状線を始めとしたネットワーク整備を展開していくとともに、お客様が安全かつ安心して御利用いただけるよう交通管理、維持管理等に努めてまいります。