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大橋シールドの掘進が完了しました

更新日:2008/10/24

大橋シールドが掘進完了した件について各紙で報道されましたが、補足説明させていただきます。

大橋シールドの掘進が完了しました

更新日:2008/10/24

大橋シールドトンネルの工事概要

1.首都高速中央環状新宿線の事業概要

首都東京の高速道路ネットワークの骨格は、9つの放射道路と3つの環状道路で構成されています。都心から半径8Kmに位置する首都高速中央環状線はこの3環状道路の一つで、この西側区間が中央環状新宿線です。高速3号渋谷線、高速4号新宿線及び高速5号池袋線を相互に接続する新宿線が完成すると放射道路と組み合わせて首都高速道路を効率よく走ることができるようになります。
首都高速中央環状新宿線は、東京都目黒区青葉台四丁目を起点に、板橋区熊野町を終点とする延長約11.0Kmの自動車専用道路です。環境に優しい高速道路を目指して、出入り口やジャンクション部分以外は、ほぼ全線に“トンネル構造”を採用しています。
 ・4~5号間:平成19年12月開通
 ・3~4号間:平成21年度開通予定

2.大橋シールドトンネルの工事概要

本工事は、目黒区青葉台四丁目から大橋一丁目まで環状第6号線(山手通り)の松見坂立坑から大橋ジャンクションに位置する大橋立坑まで延長約430mのトンネルを泥水式シールド工法(※1)で構築するものです。一部の区間では、首都高速3号渋谷線、国道246号、東急田園都市線などの重要構造物の下部を掘進することから技術的に難しい工事となっています。

(※1):シールド前面の土を切り崩す部分に泥水を加圧し掘削面の安定を図るとともに、掘った土砂と泥水を回収・分離し、泥水を再利用する工法。他に泥土式がある。

3.工事内容

シールド機外径:φ12.940m(泥水式)
シールド機重量:約2,000t
施工延長:L=431.7m 上下2本
セグメント外径:φ12.650m(鋼殻:681リング、ダクタイルセグメント:345リング)
セグメント分割数:鋼殻8分割、ダクタイルセグメント10分割
セグメント重量:鋼殻約30t、ダクタイルセグメント約32t(1リングあたり)
掘削土量:約148,000m3

4.工事の特徴

(1)上下併設の大断面シールドトンネルの構築
シールドトンネル(外径φ12.650m)を上下に併設して内回り・外回り道路用のトンネルを構築します。
(最大土被り 43.8m、最小隔離1.5m)

(2)シールド機のジャッキダウン・Uターン
シールド機の有効活用を目的として、世界で初めて大橋立坑にて、シールド機を上段から下段に降ろし、180度回転し再発進する「ジャッキダウン・Uターン方式」により施工し、大幅なコスト削減を行っています。
 ・上段(内回り)松見坂立坑発進:平成18年8月、大橋立坑到達:平成19年7月
 ・下段(外回り)大橋立坑発進:平成20年3月、松見坂立坑到達:平成20年9月

(3)最小曲線半径R123.5mの急曲線施工
中折れ機構を有した外径φ12.94mのシールド機により、最小曲線半径R123.5mの曲線部を施工する急曲線施工を行っています。


大橋シールドトンネル

大橋シールドトンネルの写真をご覧いただけます。
大橋シールドトンネルの軌跡(平成18年2月~平成20年10月)