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第10回:首都高開通60年の歴史と大橋ジャンクションの秘密を解明!?

開催報告

2022年12月16日に開催した「子ども未来プロジェクト2022~首都高開通60年の歴史と大橋ジャンクションの秘密を解明!?~」の開催報告です。

子ども未来プロジェクトは、首都高の仕事を題材に、子どもたちと首都高で働く社員たちが、"はたらく"ことについて一緒に考えていくイベントです。

今年度は、感染症防止対策を実施の上、3年ぶりに対面で開催しました!
80分の授業を約5分に凝縮し、首都高公式YouTubeチャンネルで公開しています。ぜひご覧ください!

首都高の歴史を振り返る

1962年12月20日に京橋~芝浦間の4.5kmが開通してから、首都高は60年を迎えました。

ここでは、「首都高ってなに?」「なぜ首都高ができたの?」という子どもたちの疑問を解消するべく、首都高開通からのネットワーク整備の歴史について、動画を用いて紹介しました。

これまでに首都高が社会に果たしてきた役割について学ぶ、子どもたちの真剣な眼差しはとても印象的でした!

動画を見た後は、首都高開通60周年にちなんだクイズを出題。
この後見学する大橋ジャンクションの60年前の姿や、首都高にある日本で一番長いトンネルについてなど、難問だったにもかかわらず、周りの友達と一緒に考えながら、出題者からのヒントも活用して、正解を導き出してくれました!

首都高の歴史を振り返る01

首都高の歴史を振り返る02

大橋ジャンクションを見学

後半は、学校を飛び出して、大橋ジャンクションにある換気所やバイク隊の施設を見学しました。

換気所の見学では、トンネルに備えられた設備や騒音を減らすための工夫などを紹介し、首都高を利用されるお客さまだけではなく、首都高の周辺住民の方や環境にも配慮しているということを伝えました。

ここでは、より学びを深めていただけるよう、見たり聞いたりするだけでなく、筒状の防音装置の中に入って大声を出すなどの体験をしてもらいました!
一般には公開していない秘密の場所に入れた子どもたちは非常にワクワクした様子でした!

大橋ジャンクションを見学03

大橋ジャンクションを見学04

続いて、バイク隊の見学では、パトロール隊員の仕事について紹介しました。
子どもたちは、広場に停車していたパトロールカーや隊服を着たパトロール隊員に、早速興味津々!

首都高パトロール(株)協力のもと、黄色いバイク(通称:黄バイ)の走行デモンストレーションも行いました。
サイレンを鳴らしながら颯爽と登場した黄バイを見た子どもたちからは、大きな歓声が上がりました。

質問コーナーでは、子どもたちから次々と手が挙がり、「荷物入れには何が入っているの?」
「1日どのくらい出動するの?」といった沢山の質問が出て、楽しく交流をすることができました。
パトロールの仕事は、危険な現場で対応する緊張感がありながらも、お客さまの安全を守るやりがいのある仕事であるということを感じてくれたようです。

大橋ジャンクションを見学05

大橋ジャンクションを見学06

むすびに

今回の子ども未来プロジェクトでは、首都高の安全・安心・快適を守るために、60年前から現在までもたくさんの人が協力しながら働いているということを伝えました。

また、大橋ジャンクションの見学を通じて、首都高には車が走る道路だけではなく、環境にも配慮しながらトンネルの換気を行う施設や、事故現場にいち早く駆けつけるためのバイク隊の基地など、様々な施設があるということを知ってもらう機会にもなりました。
現場の最前線で働く人の声を聞くことで、子どもたち自身の将来の仕事について、考えるきっかけになればと思います。

今回の体験を通じて、子どもたちには、家族やクラスメイト、学校の先生など周りの人との繋がりを大切にし、未来を担う存在になってほしいと願っています。

以上、子ども未来プロジェクト2022の開催報告でした。
子どもたちからは、「首都高カッコイイ!」「お家に帰ったら家族に自慢しよう!」と嬉しいリアクションをもらったほか、最後に子どもたち全員からお礼のメッセージまでいただき、私たちにとっても思い出深い一日となりました。

今後も首都高グループは、首都高の事業を通じた学習機会の創出に貢献してまいります。