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3限目:川崎縦貫線大師ジャンクション

開催概要

1号横羽線の大師料金所近くに新しい橋が架かっています。なにやら建設中、「何ができるの?」って気になりますよね。ここが大師ジャンクションです。

大師ジャンクションは、川崎縦貫線と1号横羽線をつなぐジャンクションになりますが、平成20年度末に一足早く、1号横羽線の大師横浜方向出入口が開通します。

この出入口ができると、川崎臨海部から横浜方面への行き来がとても便利になります。川崎大師から出発してみなとみらいまで、現在の所要時間を約10分短縮できると予測しています。また現在、首都高の浅田出入口に集中している車の流れが分散されるので、首都高や産業道路の車の流れも良くなることが見込まれます。

今回の講座は、開通前の大師ジャンクションを秋の気持ちの良い風を感じながらグルリと歩いてトンネルまで行く、地上10メートルから地下30メートルまでの大冒険です。

MMSTトンネル部分は、アクアラインの4倍の広さで世界最大級の空間が広がっています。
午前の部は、道路の好きな小学生のお子さんに学んでいただきたく、小学生親子20組を募集します。
午後の部は、一般の方10組を募集します。仲の良いお友達を誘って応募してください。

コース名 3限目
講座場所 川崎縦貫線 大師ジャンクション
講座日時 平成20年10月18日(土)
募集人数 午前(10:30~12:00):小学生親子20組40名
午後(14:00~16:00):高校生以上のペア10組20名
参加費用 無料

開催報告

3限目の首都高講座は、大師本線料金所の横に位置する神奈川1号横羽線と神奈川6号川崎線を接続する大師ジャンクションの見学でした。

秋晴れの中、午前中は小学生の親子を対象とした11組23名、午後は高校生以上の10組20名に参加していただきました。

まずは、将来避難通路となる階段を下りてトンネルの中からスタート。ジャンクションの緩やかなカーブに沿って登っていくと、半地下、土工部と変わる現場景色を楽しみながら、高さ約10メートルの高架部分に到着します。

ジャンクションのループ内に建設中の雨水を貯めるための貯水施設や、トンネル内の空気を浄化するための換気施設の説明をすると、皆さん身を乗り出すようにして建設中の現場の様子をご覧になっていました。このあと、午前の部に参加した子供たちは作業ヤードに大集結した大師ジャンクションで働く車たちに乗り運転操作を真似てみたり、記念写真を撮ったりと大興奮でした。

続いてMMST(マルチマイクロシールドトンネル)工法で建設された深さ約30メートルのトンネル部分に工事用階段で下りました。奈良の大仏がスッポリと収まるくらいの大空間を目前に、受講者一同、熱心に写真撮影をされていました。

高機能な一眼レフカメラや三脚を持参されて方もいらっしゃいましたが、ベストショットは取れましたでしょうか?

移動中に耳にした「春になったらさっき見た道路をうちの車で走ろうね」という親子の会話にスタッフ一同心が癒されました。

受講者の皆様、開通後にはぜひ大師ジャンクションを走ってみてくださいね。

首都高講座3限目開催にあたり御協力いただいた企業様
サッポロ飲料株式会社
JFEエンジニアリング・駒井KJ125(5-12)(5-13)上部・橋脚特定建設工事共同企業体 大成・鹿島・戸田(高負)KJ124(4)~KJ132(1)トンネル特定建設工事共同企業体 竹中土木・青木あすなろ(高負)KJ124(2-2)KJ125(1-1-1)トンネル・共同溝特定建設工事共同企業体 トピー・瀧上KJ125(5-10)(5-11)上部・橋脚特定建設工事共同企業体 西松・勝村(高負)KJ132(3)トンネル・共同溝特定建設工事共同企業体 鹿島道路株式会社、株式会社太陽道路、戸田建設株式会社、永盛産業株式会社、保安工業株式会社 (敬称略)