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51限目:首都高のまもる技術を学ぼう(点検デモ)

開催概要

写真

首都高が日頃から計画的に実施している点検業務の一端を「まもる技術を学ぼう」でご紹介いたします。

高所作業車に搭乗して湾岸線の桁に接近! 首都高で実際行っている点検を体験してみませんか?

コンクリート橋脚に、電磁波レーダー探査器をあててみたり、狭い場所の点検に使用するポールカメラの他、点検のためのいろいろな機器にも触れてみましょう。首都高の高速道路維持作業車も会場で皆さんをお待ちしています!

この講座は、小学生から大人まで、学んでいただけます。(小学生は保護者同伴が条件です)受講者の皆さんに、各業務の紹介コーナーを順に巡り、様々な点検業務を体験してみたり、高速道路維持作業車にも実際に直接触れ、乗車体験してみたりしていただくことで、「まもる技術」を学んでいただきます。

お客さまに安心して安全に首都高をご利用いただくために、私たち首都高が日頃行っている点検業務。今回は、ご自身で首都高を点検して、「まもる技術」にふれてみませんか?

コース名 51限目
講座場所 首都高 湾岸線高架下(東扇島)
講座日時 平成26年9月6日(土)14:00~17:00
募集人数 約40名(小学生以下は保護者同伴のこと)
募集期間 平成26年7月1日(火)~8月20日(水)
参加費用 無料
締切 平成26年8月20日(水)17:00

開催報告

9月の最初の土曜日に開催した首都高講座51限目は、小学生のお子様から大人まで様々な年齢層の受講者をお迎えしました。
往復の車中では、行きは首都高の点検業務についての概要や車窓から見える建設路線の話、帰りは、今年開通20周年の鶴見つばさ橋や開通25周年の横浜ベイブリッジなどの橋の話を聞きました。

湾岸線高架下に到着後は、働く車のコーナーを合せて6つのコーナーをグループで順に巡るスタイルで学んでいただきました。

A 高所作業車で湾岸線の桁に接近し、まずは皆さんの目で確認。そしてお子さん達も叩き点検を体験しました。(構造物の接近点検の実務体験)参考資料A

B 検査器をコロコロと移動させるとコンクリートの中に鉄筋が入っている場所がわかりました。またシュミットハンマーで叩いて強度測定の体験をしました。(コンクリート構造物の非破壊検査)

C 電磁石と検査液を使ってブラックライトをあて傷を探す検査や、超音波でボルトの長さを調べる検査を体験しました。(鋼構造物の非破壊検査)参考資料C

D 狭い場所や、高い場所でも機械足場が設置できない場所などの点検に使う道具の説明と使い方を体験してみました。(点検技術その1)参考資料D01参考資料D02参考資料D03参考資料D04

E トランシーバー、ゴーグル、防塵マスクや安全帯、レンチや小さな刷毛に塵取り、カメラ、黒板などなど、点検作業に必要な安全器具などが紹介されました。このコーナーでは、ビデオスコープ、お子さんは赤外線カメラ体験もしました。(点検技術その2)参考資料E01参考資料E02

働く車のコーナーでは、パトロール隊員の制服を着て首都高のパトロールカーに乗ったり、記念写真を撮ったり。皆さん維持作業車の大きさや特殊な形状に興味津々。除雪車、ウニモグ、標識車や塩水散布車を間近で見たお子さん達の目がキラキラと輝いていました。

今回の講座は、スタッフの私も皆さんの真剣なまた楽しそうに輝く笑顔に見とれているうちにあっという間に終了時間となりました。小学生のお子さんが首都高の事をよく知っていてビックリするとともに、とても嬉しかったです!受講者の皆さん、しおりに掲載したクイズは解けましたか?最後までご受講ありがとうございました。

協力:(財)首都高速道路技術センター、首都高技術(株)、首都高メンテナンス神奈川(株)、首都高ハイウエイサービス(株)