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54限目:関係者以外立入禁止区域、レインボーブリッジと東京港トンネルに入ってみよう

開催概要

首都高講座54限目は、東京港を跨ぐ橋梁、東京港を潜るトンネルという贅沢にも2ヶ所の首都高をご案内します!
構造物や施設の維持・点検・管理などの作業で立ち入る場所ですので、首都高講座以外でお客さまの目にふれる事はほとんどないでしょう。

まずは、東京港を潜るトンネルについて学びます。
東京港を挟んで臨海副都心側と大井側にある2つの白い建物は何だと思いますか?
答えは、東京港トンネル内の換気を担う換気所です。
今回は、はじめに大井側の換気所を訪れトンネル換気について学んでいただき、その後、管理用通路を歩いて約1キロ先の臨海副都心側に渡ります。

次に、東京港を跨ぐ橋梁、レインボーブリッジを訪れます。
レインボーブリッジの点検や補修について学び、一般のお客さまが立ち入ることができない秘密の場所にご案内いたします。
ご応募、お待ちしております。

  • 見学場所は、高速道路管理用施設のため階段の昇り降りや足元に注意が必要な場所もございます。また今回は、40分程度歩く行程が含まれます。バリアフリー化はされておりませんのでご了承ください。

写真

コース名 54限目
講座場所 大井換気所・東京港トンネル・レインボーブリッジ
講座日時 平成27年5月26日(火)13:30~17:00
募集人数 15名(18歳以上)
募集期間 平成27年5月1日(金)~5月14日(木)
17:00(必着)
参加費用 無料
締切 平成27年5月14日(木)17:00

開催報告

5月26日に行った首都高講座54限目の報告です。
バスではじめに到着したのは大井換気所でした。換気設備等の説明の後、換気所の階段を降りて東京港トンネルの補修現場に立ち寄りました。
大井換気所の扉は見上げるような大きなものでしたが、補修現場の扉は小人用のようです。姿勢を低くして通りぬけると、頭が天井に着きそうな空間がありました。ここでは補修工事について説明をさせていただきました。

首都高講座の様子

その後13号地換気所(臨海副都心側の換気所)に向かって管理用の通路を歩きました。
東京港トンネルは、地上で造ったコンクリートの箱を1つずつ海に沈めて連結するという沈埋工法で造られています。歩きながらそのつなぎ目が見えました。

首都高講座の様子

バスでの移動中に、「トンネル内を長く歩くことに不安を感じる方はいらっしゃいますか?」とお尋ねしたのですが、13号地の換気所までの約1キロに加え、換気所到着後も5階まで階段で上られた方もいらして、皆さんの健脚ぶりに敬服いたしました。(一番疲れを感じていたのはスタッフの私かもしれません)ここで少々休憩し、レインボーブリッジに向かいました。

この日は、お天気も良く風も穏やかだったため、受講者の皆さまにレインボーブリッジの主塔に上る体験をしていただきました。
点検作業用の狭いエレベータでの窮屈な数分間や、足元や頭に気をつけながらの移動を経て到着した主塔の頂上から見渡した東京港の風景は如何でしたか?レインボーブリッジでの体験を含め、記憶に残る講座になったのではないでしょうか?また当日は心地良い疲労感もお持ち帰りいただけたと思います。受講者の皆さま、最後までご受講ありがとうございました。

首都高講座の様子

私達は、お客さまが安全で快適に首都高をご通行いただけるよう、ご覧いただいた東京港トンネルやレインボーブリッジを含めた首都高の適切な点検や補修にこれからも努めてまいります。

  • 東京港トンネル管理用の通路は、お客さまが東京港トンネル内を走行中にもしも火災などに遭遇し避難が必要な場合の避難路になります。避難は、この通路を大井か13号地のどちらか距離の近い換気所で地上に出ることができます。