本文へスキップ

きたせんが「キタ!」

MENU

事業の進め方

工事手順(シールドトンネル部)

きたせんのトンネル工事は、シールド工法によって進められました。ここでは、きたせんのシールド工事について説明いたします。

シールド工法とは?

シールドマシンと呼ばれる筒状の機械で土の中をゆっくりと掘り進めていく工法です。前方の土砂を削りとりながら、掘った部分が崩れてこないようにマシン内部でセグメント(トンネルの外壁となるブロック)を組み立てていきます。このように、トンネルの壁をつくりながら安全に掘り進めていくトンネル工事方法のことをシールド工法といいます。

シールドマシン
セグメント

施工手順

シールドマシンは、「土を削る」「土を運び出す」「前へ進む」「トンネルの壁(セグメント)を組み立てる」この作業サイクルを繰り返していきます。

土を削る
カッターフェイスがハイパワーで回転すると、約500個のカッタービットが固い地盤を削っていきます。 左右両方向への回転が可能なカッターは、約2分で1回転の速さで回転します。

土を運び出す
削られた土は、スクリューコンベアにより後方のベルトコンベアに載せられ、トンネル外に運び出されます。

前へ進む
掘削しながらシールドマシンは前進をします。組み立てられたセグメントにシールドジャッキ50本を押し付け、ジャッキを伸ばすことで前へ進みます。

トンネルの壁(セグメント)を組み立てる
シールドマシンが前進したら、エレクターが9分割されたセグメントを組み立ててトンネルの壁をつくります。

舗装工・仕上げ

トンネルを掘り終えたら、シールドマシンは解体して外に出します。次に道路を支えるコンクリート製のゆか板(床版)をつくり、車が走っても壊れないように舗装工事を行ないます。仕上げとして換気設備や照明など、道路トンネルに必要なものをつくって完成です。そして最後に立坑を埋め戻し、工事前の環境に戻すことで工事は終了します。

シールド工事の特徴

工事の特徴①

5.5kmの長距離掘進

きたせんは、路線の大半が住宅地のため、家屋の移転を少なくし、周辺環境を保全するために、路線延長8.2kmの約7割(5.9km)をトンネル構造にしています。
さらに、地域への工事の影響を最小限に抑えるため、トンネル区間の大部分にあたる5.5kmの長距離を、最新の技術を備えたシールドマシンが地中をモグラのように掘り進む、シールド工法により建設します。

工事の特徴②

施工箇所は固くて丈夫な地盤

シールドマシンは、新横浜にある発進立坑から、子安台にある到達立坑へ向けて掘り始めました。発進立坑から到達立坑までの間シールドマシンの掘削箇所は、そのほとんどが上総層群と呼ばれるとても固くて丈夫な地盤です。そのため、工事による地表面への影響はほとんどありません。

工事の特徴③

2機のマシンが同時に掘進

きたせんでは、2本のトンネルを、2機のシールドマシンが、掘削します。

巨大なシールドマシン

地下30mの立坑で、1機の組み立てに3ヶ月半を要した巨大なシールドマシン。その大きさを数字で表すと…
大きさ 外径約12.5m 長 さ 約11.5m
重 さ 約2000t(ジャンボジェット機の約10倍)

2機の愛称は「ナッピー号」と「コッピー号」

シールドマシンは巨大ですが、皆様に親しみを持って頂けるよう、マシンの愛称を一般から募集して決めました。北線により港北と生麦が結ばれることから、生麦の「ナ」、港北の「コ」を、さらに「ピー」は平和の「ピース」と幸せの「ハッピー」のピーから、ナッピー号とコッピー号と名付けられました。