インタビュー「私の見た首都高」渡辺真理さん

  その昔、日航の客室乗務員をしていた私の母は、その頃付き合っていた父の運転で、よく羽田空港まで送って行ってもらったそうです。一度フライトがあると一週間くらいは戻れない。今でも首都高の横羽線に乗ると、そのときの切なさやいろんな感情がよみがえって胸が熱くなると言います。横羽線は父と母の思い出の道で、私にとっても大切な場所です。

 私自身も、横浜に生まれ育ち、今も横浜に住んでいます。大学に通っている頃、ベイブリッジができていくのをずっと見ていて、ちょうどTBSへの入社が決まった頃に完成したんです。そのときは「なんて近未来的なんだろう」と感動しました。その後、湾岸線がつながって、東京都心までの道のりがぐっと近くなり、本当に「魔法の道」だと思いました。

 父と母が共に運転が好きだったせいか、私もどこへ行くにも自分で運転します。今も自宅のある横浜から仕事場のある都心まで、首都高に乗らない日はありません。例えば夕暮れや夜、流れる風景を見て、なんて贅沢なんだろうと…。道路を照らす白いライトが、真珠の粒の連なりのように見えたりして、自分も毎日頑張っていれば、いつかこんな風にそれが一本の道のようにつながっていくだろうかと思ってみたり。首都高を走っている時間は私にとって単なる移動ではなく、かけがえのない時間なんです。

 東京オリンピックの開催が決まって、これから先、首都高がどう変わって行くのかも、とても楽しみですね。

渡辺真理さん
渡辺真理さん
横浜市出身 国際基督教大学卒業
1990年TBS入社
1998年よりフリーに。
現在はBS朝日「恋するドライブ」
BSプレミアム「BS歴史館」
BS JAPAN「Wのチカラ ウーマノミクス」等に出演中。
どこへ行くにも“自分でハンドルを握る”というほどのクルマ好き。
http://watanabemari.com
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