TOP / カレイドスコープシュトコウ / VOL.02 首都高×「再生可能エネルギー」

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再生可能エネルギー
クリーンでサステナブルな社会を!

首都高では、脱炭素社会を見据え、再生可能エネルギーによる発電に取り組んでいます。現在は、PAやトンネル坑口など計8カ所に、太陽光発電、風力発電の設備を設置し、作り出した電力をさまざまな用途に活用しています。

再エネの設置場所と利用事例を見てみよう!

湾岸線 大黒PA

湾岸線大黒PAでは、太陽光発電と風力発電を組み合わせ、駐車場に設置した時計や照明に電力を供給しています。
発電装置を組み込んだ時計塔は、特徴的なデザインが目を引きます。

台場線 レインボーブリッジ

地上からは見えませんが、実はレインボーブリッジの主塔の上にも太陽光パネルが取り付けられています。発電した電力は現在、芝浦側アンカレッジのスプレーサドル室の空調設備に利用しています。

湾岸線 川崎浮島JCT

多摩川トンネルでは、トンネル外との明るさの差を緩和するため、夜より昼間、奥より入口が明るくなるよう照明を調整しています。そこで、川崎浮島JCTの太陽光発電による電力を、昼間や入口付近の増灯区間に使っています。

その他設置場所
湾岸線 東京港トンネル坑口
(太陽光発電)
三郷線 加平PA
(太陽光発電)
川口線 川口PA
(太陽光発電)
新宿線 代々木PA
(太陽光+風力発電)
向島線 駒形PA
(太陽光発電)
最新の取り組み
辰巳第二PAの壁面太陽光発電パネル
災害時等に向けた取り組み
辰巳PAでの実証実験とは?

 首都高の限られたスペースを有効利用し、災害発生時も必要な電力を供給できるよう、再生可能エネルギーによる発電、蓄電、供給を総合的に行う実証実験が、辰巳PAで行われています。
 辰巳第1PAと第2PAの壁面に、太陽光パネル計280枚を取り付け、発電した電力はハイブリッド車のリユースバッテリーを利用して蓄電。災害で停電が起きても、道路監視用のカメラやWi-Fi基地局に電力を3日間供給することを想定し、実験を行いました。実験ではおおむね想定通りの発電量が得られています。

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