本作品は、総延長283km(2005年現在)の首都高速道路の鋼製橋脚において平成9年に500基を超える多数のき裂が発見されてから8年間に渡って行われた金属疲労き裂に対する補修・補強対策を克明に記録した技術映像です。
本作品は、維持・補修の問題事例を積極的に公開することで、今後の補修記録映像に範を示すとともに、土木技術者・道路管理者のみならず一般の方々にも、補修対策の必要性・重要性を理解しやすく伝える技術映像として優れた作品である事を認められ、受賞に至りました。