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土木学会技術賞(Ⅱグループ)

山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)-環境に配慮した都市内高速道路トンネルの建設

山手トンネル(3号渋谷線~4号新宿線)は、全線をシールド工法とし、シールド掘進後にセグメントを切り開いて接続する切開き工法を全面的に採用することによって、街路交通や沿道環境への影響に配慮しました。

また、シールドマシン回転による往復利用などにより、長距離施工を実現しました。

大橋JCTでは、覆蓋構造を採用して周辺環境への影響を最小限にし、再開発事業と道路事業を一体的に進める新しい事業手法を用いました。

以上のように、地域社会と多くの連携・調整を行いながら進めなくてはならない都市内高速道路建設事業において、新たな技術開発や地域との一体的な協働作業により、多くの制約や困難を克服し、周辺環境に配慮した新たな事業の進め方を示した画期的なプロジェクトであり技術賞に値するものと認められました。


  • 本線切開き(富ヶ谷入口)
  • 大橋JCT