首都高速道路株式会社 オフィシャルサイト

さいたま環境賞

見沼たんぼ首都高ビオトープの育成・管理~見沼たんぼの環境保全を目指した首都高の取組~

首都高速さいたま新都心線の建設にあたり、見沼たんぼ地域の1.7km、面積6.3haについて、当地域に元来存在する自然環境を復元したビオトープを整備、平成19年2月よりモニタリング調査を継続しつつ順応的管理を行っており、生物多様性の保全・再生に努めている。樹林では見沼たんぼ在来系統の樹種の種子を採取し、植木農家へ生産を委託し、約2万本の樹木を植栽した。また、小学生、幼稚園児を対象とした自然体験会や造園学を学ぶ学生の作業実習などのイベントを通じ、ビオトープについて広く知ってもらうとともに、地域の皆様に自然とのふれあいの場として親しんでいただけることを目指している。

これらの取組みが、環境の保全や創造に貢献する事業、また、環境に関する社会貢献活動として、さいたま環境賞に値するものと認められた。


  • 高架下一例
  • 自然体験イベント