中央環状新宿線の中落合シールドトンネルにおいて、新たに鋼繊維補強高流動コンクリート(SFRC)セグメントを開発導入した。 このセグメントは、従来のRCセグメントに比較して①鋼繊維の混入によりセグメントの耐久性の向上が図れる。②鋼繊維により主鉄筋量の低減と配力筋の省略が図れる。 ③高流動コンクリートの使用により締固め設備等の製作設備の簡略化が図れる特徴を有しており、実大セグメントを用いての実験により諸性能を有することを確認した。 このセグメントの開発は、コンクリート技術の進歩発展に貢献するところが大きいと評価され受賞するに至った。