
高速1号羽田線(本区間)開通 | 1963年12月21日 |
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国土交通大臣による事業許可 | 2014年11月20日 |
都市計画(変更)決定 | 2014年12月18日 |
都市計画事業認可 | 2015年2月18日 |
路線名 | 高速1号羽田線 |
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事業区間 | 東京都品川区東品川二丁目~品川区東大井一丁目 |
延長 | 約1.9km |
車線数 | 4車線 |
道路の区分 | 第2種第2級(道路構造令) |
完成予定時期 | 2030年度 |
Overview
首都高速道路株式会社はSHUTOKO RENEWALPROJECTの第一弾として、1号羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部のリニューアル工事を進めています。更新する高速道路の長さは約1.9km、車で走り抜けるのはわずか2分ほど。道路が新しくなっても、それは変わりません。都心と羽田空港や横浜方面とをつなぐ大動脈としての機能も変わりません。大きく変わるのは、この道が100年先も安全・安心であり続ける道となること。1号羽田線1.9km、変わらないけど変わります。
我が国では、1950年代からモータリゼーションが急速に進展する一方で道路整備が遅れ、東京都心部では慢性的な交通渋滞が問題に。この渋滞の緩和を目指し首都高速道路の建設が始められ、1962年12月に京橋から芝浦までの4.5kmの首都高が誕生しました。
1964年10月の東京オリンピックまでには約33kmの首都高が開通。羽田空港から東京都心部へのアクセス向上など、大きな社会的要請に応えました。
交通量が増えるにつれ、都心環状線から郊外へ向かう渋谷線などの放射路線の整備、東名高速道路などの都市間高速道路との接続、山手トンネルに代表される中央環状線などのネットワーク整備が進められ、首都高の総延長は約327km、一日あたりの交通量は100万台以上になりました。
既に開発された都市内に、道路や河川などの公共空間を利用して建設された首都高。そのほとんどが高架橋やトンネルなどで構成されています。
首都圏の物流を支える首都高は、構造物に負担となる大型車の交通量が他の道路に比べて非常に多く、過酷に使われている状況です。そして高齢化が進んだこともあり、これまでの点検と補修では対応が困難な箇所が浮き彫りになってきました。
首都高の過酷な使用状況と構造物の高齢化を背景に道路構造物を長期にわたり健全に保ち、ご利用のお客様に安全・安心な道路を提供し続けるために、橋梁の架け替えや床板の取り替えなどの「大規模更新」と、構造物全体を補修する「大規模修繕」の検討が、技術的・経済的見地から進められました。
検討の結果、2013年1月に首都高の大規模更新と大規模修繕に関する有識者の提言がなされ、提言に基づき2014年6月に東品川桟橋・鮫洲埋立部更新事業を含む首都高の大規模更新と大規模修繕の計画を策定。首都高リニューアルプロジェクトが始動しました。
羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部は、東京オリンピックを翌年に控えた1963年に開通しました。以後半世紀以上にわたり、皆様の暮らしや物流、経済の発展を支えてきました。しかし、1日約7万台に及ぶ交通量、海水面に近く腐食しやすい環境などから、構造物の高齢化に拍車がかかり、近年は重大な損傷が多数発生していました。
このような損傷が原因で高速道路が使えなくなると、皆様の暮らしや物流に影響してしまうことから、高速道路を安全、安心にご利用できるよう、きめ細やかな点検と補修を、日夜行っています。しかし、さらに大きな損傷の発生を防ぎ、毎日の安全・安心を守るためには、丈夫で長持ちする構造物へ抜本的に造り替える必要があります。
そのため、羽田線の東品川桟橋・鮫洲埋立部では、リニューアルプロジェクトに着手。海水面との距離を空けることなどにより、長期的な耐久性と維持管理性に優れた構造に造り替えています。
それは、工事により長期に交通を止めることなく、う回路を通したうえで同じ場所に新しい道路を造るという難工事です。
春
羽田線(上り)の交通を更新線へ切り替える工事の一環として、2026年春頃の土曜日、日曜日に羽田線(下り)の通行止めを予定しています。
高速1号羽田線(本区間)開通 | 1963年12月21日 |
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国土交通大臣による事業許可 | 2014年11月20日 |
都市計画(変更)決定 | 2014年12月18日 |
都市計画事業認可 | 2015年2月18日 |
路線名 | 高速1号羽田線 |
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事業区間 | 東京都品川区東品川二丁目~品川区東大井一丁目 |
延長 | 約1.9km |
車線数 | 4車線 |
道路の区分 | 第2種第2級(道路構造令) |
完成予定時期 | 2030年度 |