
擁壁の更新
跨道橋の架替え
高速都心環状線(築地川区間)
Project Overview
高速都心環状線(築地川区間)は、老朽化した擁壁の取替えなどを行う大規模更新事業の対象区間となっています。
このうち一部区間については、新京橋連結路の整備にあわせて着手し、跨道橋の架替えに伴う線形改良、
同方向車道間の橋脚撤去により、走行性の向上を図ります。
加えて、新京橋連結路や高速晴海線との接続を見据え、分合流部に付加車線を設置する方向性としています。
また、築地川区間のうち、万年橋から三吉橋区間では、首都高と中央区が連携し、更新事業とあわせて掘割部に蓋掛けします。
これにより、高速道路の上部空間を活用した、憩いとにぎわいの場となるみどり豊かなアメニティ空間を創出していきます。
上記以外の区間についても、急カーブの解消や道路上部空間の活用など、周辺まちづくりと連携した更新を検討しています。
| 事業区間 | 東京都中央区築地1丁目~東京都中央区新富1丁目 |
|---|---|
| 車線数 | 本線往復4車線+付加車線 |
| 延長 | 約0.7km |
| 設計速度 | 60km/h・50km/h |
| 道路の区分 | 第2種第2級(道路構造令) |
| 道路構造 | 掘割構造 0.7km |
| 事業者 | 首都高速道路株式会社 |
※高速晴海線(未着手)については こちら
※具体的な上部空間の活用や工事等の計画は現在検討中です。
我が国では、1950年代からモータリゼーションが急速に進展。
その一方で道路整備が遅れ、東京都心部では慢性的な交通渋滞が問題になりました。
この渋滞の緩和を目指し、首都高速道路の建設は始められ、
1962年12月に、初めての首都高路線として、京橋から芝浦までの4.5kmが開通しました。
以後、延伸を続け、首都圏の大動脈として経済発展を支え続けています。
1962年 京橋~芝浦間開通
1962年 京橋~芝浦間開通
開通から60年以上が経過した、日本橋川上空の首都高。構造物の高齢化に加え、
この区間は1日あたり約10万台の自動車が走行する過酷な使用状況にあり、
支承部の疲労き裂やコンクリート床版のひび割れなど多数の損傷が発生しています。
きめ細やかな点検と補修により、お客様の安全・安心を追求していますが、
長期的な安全性の確保のために抜本的な対策が必要となっています。
高速都心環状線(築地川区間)の約1.5kmは、建設後60年が経過しており、コンクリートの剥離、鉄筋腐食が顕著です。
古い基準で建設されており、強度も不足していることから、現行基準に合った耐久性の高い擁壁に造り替え、
あわせて、跨道橋の架替えや急カーブの解消等による走行安全性を向上させる大規模更新区間として
2014年11月20日に事業許可を受け、当時のオリンピック後(2020年度)の着手を目指して計画を進めていました。
その後、新京橋連結路及び高速晴海線(予定)との接続を見据えた分合流部における付加車線設置や中央区と連携した上部空間活用(蓋掛け)とあわせて、
2023年12月18日には亀井橋~新金橋区間が、2025年6月16日には万年橋~亀井橋区間がそれぞれ都市計画変更されました。