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Photoパトロールカー


学生時代からバイクや車で旅するのが趣味だったお父さん。
乗り物の話になると止まりません。
乗り物に興味津々な娘さん。
今は自転車だけど大きくなったらバイクにも乗りたいとか。
PROFILE
No.02
首都高パトロールカー
首都高高速道路の総延長は327.2㎞。
事故や車両故障、車両火災などが発生した際、車線規制やドライバーの誘導などを適切に行い、安全でスムーズな走行を促すのが首都高パトロールカーの任務です。
日勤と夜勤に分かれて24時間体制で巡回を行い、首都高の安全を守るため、日夜走り続けています。
- 長 さ4m95cm
- 高 さ2m42cm
- 重 さ車載品を含め約3t以上
- 性 格タフ
- 特 徴首都高の安全走行を確保
- 出身地日本

LED看板について
パトロールカーは頑丈なトヨタの四輪駆動のランドクルーザーを使用していますが、通常の車体との大きな違いはルーフに取り付けられたLEDの点滅灯と昇降式のLED看板です。点滅灯は巡回中が黄色、緊急走行時には赤に切り替えられます。現場で車線規制などを行う際には看板を立て、「徐行」などの文字や矢印を表示してドライバーに注意喚起をします。

けん引ロープ
故障車などが発生した場合、いち早く道路から移動させてスムーズな通行を確保する必要があります。そこで活躍するのが、この頑丈な「けん引ロープ」。パトロールカーと故障車をしっかりつなぎ止め、待避所までけん引します。普通車だけでなく、4トン程度の貨物車までけん引することが可能です。


無線機について
助手席には、管制室とやりとりするための無線機を搭載。事故や故障などが発生すると管制室から無線で連絡が入り、ただちに現場に急行して処理にあたります。その際には緊急走行時用サイレンのスイッチをオン。

路面の温度測定器
ルーフには走行中に路面の温度を自動的に計測できる機器も搭載。冬場の路面凍結状況なども瞬時にキャッチします。このほか、車体に搭載されたドライブレコーダーの映像はリアルタイムに管制室で確認することができます。
車内後部の搭載品とカラーコーン用のLEDライト
パトロールカーの車内後部には車線規制を行う際に用いるカラーコーンやLEDライト、故障車をけん引するロープ、拡声器、事故の際にガラス片などを掃除するホウキなどを搭載。LEDライトはマグネットでカラーコーンに取り付け可能です。個々のライトがセンサーで連動して流れるように順々に光る優れもの。夜間やトンネル内でのドライバーの誘導に活躍します。


お父さんの豆知識

