
TOP / 首都高バーチャル職業ツアー / Vol.01 機械メンテナンス
MovieVol.01機械メンテナンス

首都高機械メンテナンスさんは「メンテナンス」という言葉の通り、維持・管理が主なお仕事なのかな?
ツアーでは普段立ち入れない首都高の裏側も見せてくれるみたい。どんな場所に潜入できるのか、楽しみだね!

ツアーを体験する大学生二人。ドライブが好きで首都高をよく利用するうちに
段々と首都高の仕事に興味を持ち始め、今回のバーチャル職業ツアーに参加しました。
START!

CHECK!
バーチャル体験
動画もあるよ!
最後まで進んでみよう
SCENE
01
設備点検・補修
私たち首都高機械メンテナンスの主な業務のひとつに、首都高にあるさまざまな機械設備の点検・補修があります。今回はその中でも、横浜ベイブリッジの「桁下点検車の定期点検」を、最初にご案内します。



ここがその横浜ベイブリッジですね!橋の下に見えているのが「桁下点検車」ですか?
はい。桁下点検車は、橋桁を下から点検するための設備で、橋桁に沿って移動できます。その点検車の床や手すりに傷がないか、塗装のはがれやねじのゆるみがないか、モーターや制御装置に異常がないかなどをチェックして補修しています。つまり、「点検車の点検」を行っているということですね。それでは、その桁下点検車に移動してみましょう。




うわぁ!高い!こんな高いところに登って移動するんですか?!
びっくりしますよね。海面からの高さは50mぐらいで、私も初めて来たときは真っ青になっちゃいました(笑)。でも、無事に点検を終えたときにここから見る風景は最高なんですよ!続いて、実際の点検の様子も見ていきましょう。






桁下点検車の中にもいろんな装置やモーターなどがあって、ひとつひとつ丁寧にチェックされているんですね。点検で難しいことや気をつけていることはありますか?
安全を第一に考えて、少しでも風が強ければ作業を止めます。地上よりずっと風が強いですからね。海に囲まれているので腐食にも目を光らせています!



ここまで横浜ベイブリッジの桁下点検車での点検の様子を見てきましたが、ほかにもトンネルにある換気所の換気ファンや電気集塵機などの維持補修、それからトンネルの消火設備や非常口設備などの点検・補修なども我々が担当しています。


首都高にはこんな設備もあるんですか!本当にいろんな場所で、みなさんが活躍されているんですね。
SCENE
02
研究開発





今度は車が登場しましたが、これは何をされているんですか?
これは特殊車両の開発を行っているところです。


車の開発もされているんですか!?
そうなんです。機械設備の点検補修に役立つ自社技術を開発して、工事車両や点検装置に取り入れています。安全性や作業効率の向上はもちろん、騒音や排気を抑える工夫など、社会と環境に貢献する技術にも力を入れています。


これは最近完成したばかりの車両で、首都高グループ内で初の水素を燃料とする道路維持作業用自動車です。


かっこいい車ですね!
既存の燃料電池自動車をベースに、私たちが必要な装備や塗装を加えた車両なのでイチから開発したものではありませんが、この燃料電池自動車の導入のように、ZEV(ゼロエミッションビークル)の実現に向けた取り組みもさらに注力していきたいと考えています。


研究開発のアイデアはどんなところから生まれるんですか?
現場で作業する方のお困り事を丁寧に聞くことが、開発の出発点です。アイデアは、模型や試作品を作って実験しながら、自分たちで手を動かして形にしていますね。

SCENE
03
建物・建築物の工事・補修
首都高には200を超える様々な建物があり、ほかにも料金所やトンネル非常口など幅広い施設を我々が維持・管理しています。その中でお客さまと一番接点をもてるのが、パーキングエリアですね。専門教育を受けたスタッフが常駐して清掃していますが、時にはお客さまへの道案内役も務めています。





また、万が一トンネル内で火災などが起きたとき、トンネル非常口はお客さまが安全空間に逃げ込む“入口”となる重要な施設ですので、確実に動作するよう入念に点検しています。数年前に開通した横浜北線や北西線では、すべり台を使った避難方式なのですが、その座面の清掃もしています。

さらには、これら首都高の事業を通じて得た技術やノウハウを活かして、首都高以外の公共施設の設備更新や民間ビルの耐震補強工事、外壁塗装工事なども行っているんですよ。


みなさんの仕事が、本当にいろんな場所で私たちの生活や交通を支えてくれているんですね!
さらなるバーチャル体験へ

次回の首都高バーチャル職業ツアーは9⽉1⽇更新予定です