- なぜ大師橋を造り替えたの?
- 高速大師橋は、1968年11月の開通から50年以上が経過し、多くの自動車交通による過酷な使用状況などにより、橋梁全体に多数の疲労き裂が発生していたため、日々、点検・補修を行ってきました。
構造物の長期的な安全性を確保する観点から、橋梁の造り替えを行い、疲労き裂が発生しにくい構造としました。
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- どのような工事を行ったの?
- 高速大師橋リニューアルでは、現在の橋の隣(下流側)に長さ300mの新しい橋を組み立てて、旧橋と新設橋をスライドさせて一挙に架け替える工法を採用しました。
これにより、旧橋のスライドと新設橋の架設という2つの工事を併せて2週間という短期間で実施しました。
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- 現在はどのような工事を行っているの?
- 新設橋への架け替えとともに、上流側にスライドした旧橋の桁の解体・撤去が完了しています。引き続き、旧橋の橋脚及びスライド時に使用した仮設物の撤去を実施中です。
- 大師橋はどのように変わったの?
- 造り替えに伴い、耐久性が高く、き裂の発生しにくい構造になりました。また、いつでも点検・補修が可能な維持管理空間(恒久足場)を確保する予定です。
現在の構造基準に基づき、道路の幅員が16.5mから18.2mに拡がりました。