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「首都高リニューアルプロジェクト」をはじめとする、首都高を知るうえで欠かすことのできない、重要なキーワードを集めてみました。
首都高リニューアルプロジェクト
進行する構造物の高齢化や日々の過酷な使用状況等により重大な損傷が発生しており、抜本的な対応が求められています。道路構造物を長期にわたり健全に保ち、ご利用のお客さまに安全・安心な道路を提供し続けるために、リニューアルプロジェクトを2014年から進めています。
日本橋区間地下化事業
日本橋川上空の首都高は構造物の損傷が激しく、更新が必要となっています。そこで、「立体道路制度」を活用し、日本橋川周辺のまちづくりと一体となって高速道路を地下に造り替えることで、構造物の安全性の確保だけでなく、日本橋川周辺の景観や環境の改善を図り、地域の魅力のさらなる向上に貢献します。
新たな更新計画
首都高の路線延長約327kmのうち、約64kmの区間で実施している首都高リニューアルプロジェクト。加えて、2014年からの点検強化等によって、羽田トンネルや荒川湾岸橋等約22kmで更新が必要であると判明しました。これに伴い、工事(事業)の実施に向けた取り組みを進めています。
カーボンニュートラル戦略
2050年のカーボンニュートラルの実現を目指し、「首都高カーボンニュートラル戦略」を策定しています。持続可能な社会の実現に向けて、地域社会との共生を図りながら、道路インフラを最大限に有効活用するとともに、これまで推進してきた環境への取り組みに磨きをかけてまいります。
ETC専用化
近年のETC利用率の高まりを受け、首都高では2022年4月から35箇所の料金所をETC専用とし、現在、ETC利用率は98%を超えています。将来は、全料金所の約9割(約160箇所)までETC専用料金所を拡大し、料金所のキャッシュレス化、タッチレス化を推進します。
DXの推進(i-DREAMs®)
インフラの高齢化や将来の技術者不足に備え、効率的な維持管理を支援・実現するスマートインフラマネジメントシステム(i-DREAMs)を運用しています。i-DREAMsは維持管理に必要な情報を、GISプラットフォームに統合するとともに、3次元点群データ活用や、ICTやAIの活用により、維持管理の生産性を大幅に向上するシステムです。
災害対応力強化
首都高は、地震発生時には、緊急交通路・緊急輸送道路としての役割を果たす必要があります。大規模地震に備えて、橋梁の損傷を軽微なものに留めるため、支承や落橋防止構造の一層の強化に努めています。
渋滞対策
お客さまにさらに快適な首都高をご利用いただけるよう、交通状況を分析し、対策効果が最大限発揮できると想定される渋滞箇所を中心に対策を推進しています。例えば、速度回復を促す注意喚起看板設置や区画線改良をはじめとした対策を実施しています。
技術コンサルティング
首都高の計画・建設・維持管理・交通運用で培った専門技術力を活かし、技術コンサルタント事業を行っています。道路の点検・診断、補修設計等の業務を実施するとともに、鉄道や空港分野へも展開しています。また、タイ国やフィリピン国をはじめとした政府関係機関や海外企業からの業務受注による技術展開も積極的に行っています。
ローカル5G
災害時の通信インフラ確保、平常時の業務高度化・効率化を目指し、ローカル5Gによる無線通信エリア構築に向けた共同研究を進めています。首都高上における実証実験等を通じて、ローカル5Gを整備する際の課題抽出を行っています。また、ローカル5Gの特長である高速大容量、低遅延の無線通信を生かした様々な使い方を検討しています。
レインボーブリッジ
レインボーブリッジは東京都心と臨海副都心をつなぐ吊橋です。高速11号台場線・臨港道路・臨海新交通システム「ゆりかもめ」から構成された橋で、1993年8月に開通しました。開通から30年が経過した今でも、日々の交通を支えるだけでなく、ライトアップによるメッセージの発信など、東京臨海部のシンボルとなっています。