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MovieVol.06 土木維持補修

「土木維持補修」って具体的にはどんなことをしているのかな?
「緑地帯管理」の動画では高架下の植栽がどんどんきれいになる様子も見られるみたい!

ツアーを体験する大学生二人。ドライブが好きで首都高をよく利用するうちに
段々と首都高の仕事に興味を持ち始め、今回のバーチャル職業ツアーに参加しました。
START!

CHECK!
バーチャル体験
動画もあるよ!
最後まで進んでみよう
SCENE
01
土木維持補修
こんにちは! 私たちは道路維持管理のプロとして、いろいろな補修工事を担当しています。これは道路表面の舗装にできた小さい穴やふくれを補修しているところです。




どうして穴やふくれができるんですか?
車の走行中やブレーキを掛けた時、タイヤで舗装がえぐられたり、よれたりするのが原因なんですよ。


特殊な小型車も利用して作業をしていますね。
そうですね。路面の劣化や損傷が大きい場合は、いったん表面の舗装をはぎ取り、アスファルトなどの舗装材料を敷きならして、大きなローラー車で押し固めて、平らに仕上げることもあります。





こちらは、道路のつなぎ目みたいな場所ですね。何をしているんですか?
首都高にはたくさんの橋がありますが、橋と橋のつなぎ目には、温度変化などによる橋桁の変形を吸収する「伸縮装置」が取り付けられています。車が通行することで伸縮装置にも摩耗や損傷が生じてしまうので、その補修や装置の交換を行っているところです。路面をきれいに保ち、お客さまに安全で快適に走行していただけるよう努めています。

SCENE
02
緑地帯管理

私たちの事務所にやってきました。これから土木維持補修業務のうちの一つである緑地帯の整備作業の現場にみなさんをご案内しますが、作業前には必ずここでミーティングをしています。



ミーティングではどんなことを話すんですか?
その日の作業中にどんな危険が予測されるかを作業者全員で共有したり、作業する場所の注意事項を確認したりしています。道具などの準備が終わったら、現場に出発です!






緑地帯に着きました! 作業はどのように進めるんですか?
協力会社のスタッフと一緒に、周辺の景観や環境に配慮しながら、雑草の草刈りや植栽された木の剪定を行っていきます。ガードレールや表示板がある場所では、草や葉で隠れてしまわないように枝葉を刈り込んで、道路の安全性向上に努めています。


施工前

施工後

わあ、きれいになりましたね! あっという間でした。
首都高の道路や高架下にはこうした緑地帯がたくさんあり、それぞれの現場に合わせて草刈りなどをする時期を見極めて作業しています。植栽がお客さまの走行を妨げないこと、首都高の緑を美しく保つことを大切にしながら業務に当たっています。

SCENE
03
技術・製品開発
現場での業務のほかに、私たちの会社では、首都高の走行や工事の安全に役立つ技術や製品の開発も手掛けています。


これまでにどんなものを開発したんですか?
電磁誘導の原理を応用し、騒音や粉塵を抑えながら短時間で鉄製の橋脚や桁などの塗装をはがせる「IH塗膜除去工法」や、道路壁面の吸音板と矢印表示板を一体化した「3D矢印一体型吸音板」などがあります。


IH塗膜除去工法

3D矢印一体型吸音板

どんな時にお仕事のやりがいを感じますか?
お客さまの安全と、私たちの作業の安全の両方にメリットがある開発ができた時ですね。3D矢印一体型吸音板は、設置した場所で事故が減ったと聞き、安全に貢献できたと実感できてうれしかったです。

それでは、緑地帯管理の様子を動画でもご覧ください!

さらなるバーチャル体験へ

次回の首都高バーチャル職業ツアーは12⽉1⽇更新予定です