TOP / 首都高バーチャル職業ツアー  / Vol.07 照明等の点検・補修

Movie

首都高バーチャル職業ツアー

Vol.07 照明等の点検・補修

首都高照明設備の点検・補修の仕事を私たちがご案内します。
普段立ち入ることができない現場での作業の様子を動画でもご覧いただけます。最後までお見逃しなく!

NAVIGATER

首都高電気メンテナンス株式会社

首都高速道路に設置されている、さまざまな電気・通信設備の管理・点検・補修を担う。受変電設備、照明、トンネル防災設備などが正常に機能しているか24時間体制で監視し、お客さまに安全・安心を提供。また、作業現場のニーズに応える新技術の開発にも取り組んでいる。

照明のメンテナンスってどんなことをしているのかな?

今回は首都高の名所で行う作業が見られるみたい!高いところに上がるんだって、ドキドキするね!

ツアーを体験する大学生二人。ドライブが好きで首都高をよく利用するうちに
段々と首都高の仕事に興味を持ち始め、今回のバーチャル職業ツアーに参加しました。

START!

CHECK!

バーチャル体験
動画もあるよ!

最後まで進んでみよう

SCENE

01

照明等の点検・補修

こんにちは!首都高にある照明設備の点検・補修を担当しているのが、私たち首都高電気メンテナンスです。ライトアップされたレインボーブリッジをご覧になったことはありますか?今日はその定期点検の現場にお連れします。

ワー!高い!下に見えているのがレインボーブリッジですか?

はい。ここはレインボーブリッジの主塔の上で、高さは126メートルあります。なかなか見られない景色ですよね(笑)。レインボーブリッジには道路照明のほかに橋をライトアップする景観照明が設置されており、景観照明については主塔を起点に左右のワイヤーの上を歩いて移動しながら点検を行うんですよ。それでは、主塔に上がるところから見ていきましょう。

作業前には必ずミーティングを行い、当日の注意点や作業内容を全員で確認してから現場に向かいます。安全に作業を行うために体調チェックも欠かせません。

階段を上がって主塔の中に入っていきますね。

塔の内部にあるエレベーターで最上階まで行き、さらに階段を上ると主塔の上に到着です。いよいよ作業を開始しますよ。

こんなに高くて細いところで作業をしているなんて驚きました!すごい!!点検ではどんなことをするんですか?

良好な視界を確保するため、照明の清掃および点灯確認を行い、ボルトのゆるみや亀裂など落下の危険性がないか取り付け状態も確かめます。景観照明は点灯時間が日没約30分後から24時までと限られているため、その間に点検が終えられるよう、時間に注意しながら作業を進めていきます。

ひとつひとつ丁寧に拭き上げられていますね。

明るさに大きく影響するガラス面の汚れは特に念入りに拭きとるようにしています。

こちらの業務で気をつけていることはなんですか?

何より「安全第一」ですね。落下を防止する安全帯を装着するとともに、点検に使用する工具や雑巾などの清掃道具もワイヤーで体とつなぎ、絶対に落とすことがないようにしています。また、雨はもちろん、風が強いなど少しでも危険があれば、当日でも作業を中止します。

※写真はスペシャルライトアップ時のもの(不定期)

ライトがつきました!キレイ!

喜んでいただけるとうれしいです。東京のシンボルでもあるレインボーブリッジを、いつ・誰が見ても美しい状態で輝かせていることに誇りを感じています。イベントに合わせて特別なライトアップが行われることもあるのでぜひ楽しんでください。

SCENE

02

施設管制・トンネル防災設備の管理

違う場所に来ました!モニターで何かを確認しているみたいです。ここはどこですか?

電力を供給する受変電設備や、トンネル内の環境を最適に保つための換気設備・照明設備などが正常に機能しているかを監視する施設管制室です。首都高速道路の安全を守るうえで必要不可欠な電気設備を24時間365日見守り、停電やトンネル内での火災といった緊急時に対応するのも我々の任務です。

常に緊急事態にも備えられているんですね!

緊急事態が発生した際には、交通状況を監視している交通管制室と連携して、まず現場の状況を迅速に把握します。そのうえで、たとえばトンネル内の火災であれば、排煙や消火などの設備を操作して、速やかにお客さまの安全を確保できるよう努めています。

SCENE

03

技術開発

フレピカ

カチャピカ

現場での維持管理業務を通して得たノウハウをもとに、点検・補修作業の安全性や効率アップを目的とした技術開発も行っています。こちらは高所作業車に取り付ける安全対策用のライト「フレピカ」と「カチャピカ」です。

ピカピカして、暗いところでも目立ちますね。

点検や補修作業は主に夜間に行うのですが、高所での作業は明るい道路から見えにくいため、これをつけていれば作業中であることを周囲にわかりやすく伝えることができるんです。

なるほど。いろいろな工夫をされているんですね。

現場からアイデアを募集し、発表する場も設けており、そこから商品化することもあります。柔軟な発想で、現場から身の回りのものまで多種多様な創意工夫を大切にしています。

それでは、レインボーブリッジ景観照明の点検の様子を動画でご覧ください!

さらなるバーチャル体験へ

【首都高バーチャル職業ツアー】BACK NUMBER

一覧を見る