首都高速道路では従来、高機能舗装を用いていました(トンネル区間を除く)。 高機能舗装は一般の舗装よりもたくさんのすき間を作るように工夫された舗装です。 空気が舗装のすき間に逃げられるため、エアポンピング音が生じにくくなり、3db程度の騒音低減が期待できます。 また、道路に降った雨水が速やかに舗装にしみこみ、排水されるといった利点もあります。
その後、高機能舗装の技術改良が行われ、現在では「高耐久型超低騒音舗装」が採用されています。
高耐久型超低騒音舗装は、従来の低騒音舗装よりも優れた路面騒音低減機能と耐久性を有する小粒径ポーラスアスファルト混合物(5)を表層に用いた舗装を使用することで、表面が滑らかとなり、タイヤと路面の接触による発生音を大幅に低減することを可能として排水機能を有した舗装です。
高耐久性型低騒音舗装の特徴は以下の通りです。