バイクに興味を持ったのは、大学1年のとき。鈴鹿サーキットの8時間耐久レースの前夜祭にSKEでライブをさせていただいたのがきっかけです。サーキットを走るバイクの疾走感や音に魅せられて、プライベートでも時々、鈴鹿サーキットに出かけるようになりました。その後、大学在学中に車と中型バイクの免許を取得したのですが、SKEは運転禁止だったので、グループ卒業まではペーパードライバーでした。

　愛車はCB400SF。初めは250ccがいいなと思っていたんです。ただ、実物のCB400SFを見たらやっぱりかっこよくて。王道すぎるバイクですが、性能もデザインも大満足、買って正解でした。7年たった今は周りの方からも「人気が高いバイクだから手放さない方がいいよ」とよく言われます（笑） ハンドルやシートなどは乗り心地や操作のしやすさを考えてカスタムしてあります。走行も快適で長距離運転も平気。関東圏での仕事なら在住の名古屋から愛車で行っちゃいますね。プライベートでもよく長距離ドライブを楽しんでいますが、特に思い出深いのは四国カルスト。雄大な自然の中をバイクで走る感動やあの爽快さは忘れられないです。

　そういえば、前に、日本二輪車普及安全協会2022アンバサダーとして、首都高パトロール（株）の「首都高バイク隊」の方々にインタビューをさせていただいたことがあって。そのときにバイク隊が使用している、通称「黄バイ」（愛車と同じCB400系統）を初めて見ることができて最高でした！すごくカッコ良かったです。

　首都高は、東京タワーやビル群など、都会的な風景が印象的でキラキラしたイメージがあります。バイクや車で走るとき、複雑なルートや車線変更を攻略するのも楽しいです。私が車の運転で心がけているのは、走行中、“ナビは画面を見ずに聞く”ということ。安全のためにも、前方から視線を外さず、常に周囲を観察できるようにしておくことが大切だと思うんです。また、ラリー競技でコ・ドライバー（ナビゲーター）として活動する私にとって、ドライバーへ的確なタイミングで指示を出すための学びツールの一つとして、ナビの音声案内はすごく役立っています。