首都高は、きめ細やかな維持管理が必要な高架橋やトンネルなどの構造物の占める割合が約95パーセントとなっており、他の道路と比べて著しく高くなっています。
少しでも交通障害を減らせるよう24時間365日のメンテナンス業務を行っています。皆さまの安全・安心な生活を守るためには日頃のメンテナンスがなにより重要です。
近年目覚ましい進歩を遂げているICT(情報通信技術)、AI(人工知能)、IoT、ロボット技術などを積極的に活用し、維持管理の生産性の向上が期待されているシステムを開発し、運用しております。
画像解析やAI等の活用により、構造物の劣化・損傷に対する総合的な分析・判断を行い、
調査・設計、施工、維持管理をトータルに支援、実現が可能なシステムです。
InfraDoctor®
GIS(地理情報システム)とレーザースキャナによる3次元点群データを連携させるInfraDoctor(インフラドクター)。道路・構造物の状況や変化を画面上で確認できるほか、CADなど各種図面も速やかに作成でき、維持管理作業の高効率化が可能になります。
巡回点検+カメラで道路の損傷を見逃さない!
従来の目視による巡回点検にフルハイビジョンのビデオ点検システムを組み合わせてより詳細な損傷状況を把握できます。緊急通報システムのリアルタイム共有で迅速な補修が可能です。