11月18日(土)10時~16時に、「おおはし里の杜」の一般公開を実施しました!
今年度3回目の一般公開は、雨の降る寒い一日となりましたが、約200名のお客様が足を運んでくださいました!
当日は大橋ジャンクション内の「目黒天空庭園」と「オーパス夢ひろば」で、『オーパス天空庭園収穫祭2017』が開催されており、賑やかな雰囲気の中での一般公開となりました。
今回の見所は、3つ。
稲刈りを終えた田んぼで泳ぐメダカ、この時期に開花を迎えるヒイラギ、熟したクサボケの実をご紹介しました!
前回8月の一般公開から大きく変わったのは、田んぼの風景です。
今回の一般公開までの間に、元気に育っていた稲を刈り、脱穀をしました!
写真は、その二つの作業が終わった後の風景です。
おおはし里の杜の田んぼは「冬水田んぼ」。
普通の田んぼは、稲刈りを終えた後、水を抜いて乾かしますが、この田んぼでは、一年中水を張った状態にしています。
水を張り続けることで、メダカやカワニナなどの生物が棲み続けられる環境を維持しています!
田んぼに生息しているメダカ、モツゴ、カワニナ、ヤゴです。
寒さに負けず、元気に泳いでいました!
お子様連れのご家族には、網を使ってヤゴなどを捕まえる体験をしてもらいました!
ヤゴを捕獲!
観察した後は、田んぼに戻してあげました。
ヒイラギの花も、綺麗に咲いていました!
面白いのが、ヒイラギの葉。
生長するにつれて、その形が変わるのです!
この写真一枚でも、棘のある葉と棘の無くなってきている葉の両方が確認できます。
ヒイラギの葉は、その木が若く背が低い時には草食動物に食べられないようにギザギザしているのですが、生長して背が高くなると、棘が無くなり、丸い葉をつけるようになります。
生き残るための工夫、面白いですね!
斜面林では、クサボケが熟していました。
クサボケは、冬から春にかけてオレンジ色の花を咲かせるバラ科の植物で、写真のように熟した果実は果実酒に利用されます!
風も強く、雨も降る寒い一日でしたが、多くのお客様に「おおはし里の杜」を楽しんでいただくことが出来ました。
次回の一般公開は、目黒川沿いの桜が綺麗に咲く頃、3月29日(木)10:00~16:00です!
皆さまのお越しを、お待ちしております!!