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立入、逆走検知・警告システム


警告システム

首都高では年間400件以上の誤進入が発生しています。この課題を解決するため、2017年から一部の出入口に、歩行者・自転車などの立入や出口から進入した逆走車を自動的にセンサーで検出をして警告を発する立入、逆走検知・警告システムの整備を進めています。

センサーは、カメラ映像を画像処理認識する方式と、レーザーセンサーで立入を検出する方式の2タイプを導入しています(2021年現在)。センサーで、立入・逆走を検出すると、立入や逆走をした人に警告表示板とスピーカーによる音声で引き返すよう警告しています。

また、検出と同時に、交通管制室に設置している専用端末でのアラームおよび大型ディスプレイに現地のCCTVカメラ映像がポップアップされ、管制員の迅速な状況把握と、現場にパトロールカーを向かわせるなどの対応が可能となります。

加えて、現地のカメラ映像を録画しており、事象発生時の映像から原因を分析し、予防策を講じることにも活用しています。

※実際に立入当事者の方に調書が取れた件数