都心と臨海副都心を結ぶレインボーブリッジは、設置から約30年経過したライトアップ設備のHID投光器をLED投光器に全面更新しました。
ライトアップ設備は、安全のために照度を確保する照明設備と異なり、基本コンセプトに沿った夜間の景観を創出する照明設備です。レインボーブリッジでは、更新後のライトアップも更新前の基本コンセプトを維持するようにデザインされています。
また、LED化により、消費電力の低減を実現し、CO2排出量の大幅な削減を行っています。
さらに、フルカラーLED投光器によって、従来よりも多様なライトアップの演出が可能となり、医療関係者等応援のブルーライトアップ、感染者拡大の警告を呼び掛けた東京アラートのレッドライトアップ等の光によるメッセージの発信が短時間で可能となりました。
なお、「レインボーブリッジ~フルカラーLED化」は、(一社)照明学会2020年照明普及賞を受賞しました。