7月17日(火)、「おおはし里の杜」で自然観察会を実施しました。
6月に田んぼで一緒に田植えをした菅刈小学校の5年生の皆さんに、植えた稲の生育状況を調査してもらうとともに、「おおはし里の杜」での生物多様性保全に触れてもらいました。
稲の生育状況の確認では、稲の高さ、葉っぱの色、「はんてん」などの病気のサイン、「分けつ」しているかといった、4つの点について調べました。
(「分けつ」とは、1本の苗が根元から分かれて増えていくことです。)
稲の高さを測っています。
葉っぱの色の確認です。緑色が濃くなっていることからも、順調な成長が感じられます!
じっくり観察して、分けつの状態も確認出来ました!
しっかりと調査シートに記録していきます。
水中では、メダカの元気な姿も見られました。
斜面林の植物観察では、草花の写真をヒントにその植物を探す「生きものさがし」に挑戦しました。
苦戦しながらも「ほら、これじゃない?」と力を合わせて探してくれました。
色々な草花を見つけることができました。
オミナエシや、
オニユリ、
キキョウなど、
これらは、昔から目黒川周辺で見られた植物「在来種」です。
最後に、班ごとに観察結果をまとめて発表してもらいました。
稲の状態が「良い状態」か「悪い状態」かという点については、観察した4つのポイントに基づき発表してくれました。
みなさんからは、「枯れているものもあったけど、少しだったから良い状態だと思う」など、稲は「良い状態」と発表がありました。元気に育っていて、一安心です。
10月の稲刈りでたくさんのお米を収穫するため、今後も引き続きモニタリングと害虫等の駆除に努めていきます!
次回、菅刈小学校の皆さんとお会いするのは10月の稲刈りです!
みんなで作ったお米の収穫、楽しみです♪
また、8月22日(水)の10時~16時には、今年度2回目のおおはし里の杜の一般公開を実施します!
是非、お立ち寄りください!