「見沼たんぼ首都高ビオトープ」でハンノキ調査・見学会を実施しました!

7月9日(火)、埼玉新都心線の見沼たんぼ地区にある見沼たんぼ首都高ビオトープにて、
大原中学校の緑化委員の皆さんと、ハンノキ調査・見学会を実施しました!

見沼たんぼ首都高ビオトープでは、埼玉県の蝶であり、準絶滅危惧種に指定されている「ミドリシジミ」を呼び戻す
「ハンノキ・プロジェクト」を、近隣の小中学校等と連携して進めています。

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このプロジェクトでは、平成23年度に大原中学校の当時の緑化委員の皆さんが、ハンノキを種から育て、
平成26年2月に、この見沼たんぼ首都高ビオトープに植樹をしました。

今回は、そのハンノキの生育状況を、現在の緑化委員の皆さんと調査しました!

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調査対象となるハンノキにはそれぞれ番号が振られています。

緑化委員の皆さんは、9班に分かれて、各班2本ずつ、合計18本のハンノキの生育状況を調査します。

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樹木の高さや、この一年間で伸びた枝の長さ、葉っぱの様子などを、皆さん一生懸命調べています!

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ハンノキは1年間で約1m生長すると言われていますが、木によってその生長速度は異なります。
調査の結果、最長で約10mの高さまで生長したハンノキも確認でき、その生長スピードに驚いている生徒もいました!

ハンノキがこれからも健全に生長していくためには、今回のような調査を、毎年継続的に行っていくことが大切です。

緑化委員の皆さんのおかげで、いつかミドリシジミが、この森をきれいに舞う姿を見られるとうれしいですね!