2019年11月1日(金)に菅刈小学校の児童たちと脱穀を行いました。
稲作体験もいよいよ最後です。6月に田植えをしてから約4か月、10月8日(火)にみんなで稲刈りをした稲をいよいよ脱穀します。お天気にも恵まれて、絶好の脱穀日和です。
今回は、「脱穀(だっこく)」、「選別(せんべつ)」、「籾摺り(もみすり)」、最後に藁を使った「荒神帚(こうじんほうき)」作りを行いました。
まずは「脱穀」です。割り箸を使って、稲から籾だけをこそげとっていきます。
あちこちから「うまくできた!」、「おもしろい!」、「もっとやりたい!」などの声が上がりました。
「脱穀機」を使って、脱穀をする体験もみんなでしていきます。
初めて見る脱穀機に、みんなおっかなびっくり稲を差し込んでいきます。勢いよく稲が脱穀されるのを興味深そうに見ていました。
次に「選別」です。「箕(み)」という道具を使って、脱穀した籾と、稲わらなどを選別していきます。
上手に箕を振り、重さの違いと風の力を利用してごみを取り除いていきます。
最初はなかなか上手にできませんでしたが、すぐにコツをつかんでごみを取り除いてくれました!
次の工程は「籾摺り」です。
籾摺りは、脱穀した籾を、もみ殻と玄米に分ける作業です。野球のボールを使って、籾を擦っていくと、もみ殻と玄米に分かれていきます。
分かれた玄米をコップに集めていきます。
玄米ができました!
最後は、稲わらを使って「荒神帚」を作っていきます。
難しいところは大人に手伝ってもらいながら自分だけの箒を作っていきます。
できた荒神帚を使って掃除をしてくれました!
最後に記念撮影、一年間、稲作体験ありがとうございました!
おおはし里の杜では、昭和初期の目黒川の風景を再現するために、在来種にこだわって植樹しています。また、近隣の公園や緑地とネットワークを形成するよう、多様な生き物の生息空間となる環境として、斜面林、草地、小川、水田などを配置しています。
江戸のみどり登録緑地についてはコチラ。
次回は、11月17日(日)の一般公開デーについて、ブログを更新予定です。一般公開デーは、普段、一般に公開していないおおはし里の杜を散策できる貴重なイベントです。
みなさまぜひお越しください。