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バックフィルシールド工法

都市の地下には様々な地下埋設物が存在しており、新たなトンネルを施工する際に支障となる場合があります。中央環状新宿線(山手トンネル)では、延長約1,000mに渡って既設の通信幹線用洞道(φ3m)が支障となっていました。

首都高では、この既設洞道を撤去するため、(株)大林組、三井住友建設(株)とともにバックフィルシールド工法を開発、地下鉄などの近接構造物に対しても影響を与えることなく、非開削での既設シールドトンネルの撤去を実現しました。

なお、この工法は、平成16年度土木学会技術開発賞を受賞しています。