泥土圧シールドにおける切羽の安定性向上と施工管理の精度向上を目的として、掘削土砂の流動性を計測する装置(フラッパー)を設置し、その計測値を3次元流体解析によりリアルタイムで同定することにより、気泡材の注入等を適切に管理する技術です。
これにより、地盤によって変化する掘削土砂の流動性を定量的に把握し、マシン前面の地盤安定性を図る施工管理が可能です。
なお、本技術を適応した実工事を基に掘削土砂の流動状態を定量的に評価・妥当性を検証した論文は、シールド技術の適応・発展に大いに資すると考えられ、2011年度 土木学会論文賞を受賞しました。
【受賞リンク】