7月10日(月)、「おおはし里の杜」で自然観察会を実施しました。
6月に田んぼで一緒に田植えをした菅刈小学校の5年生の皆さんに、植えた稲の生育状況を確認してもらうとともに、「おおはし里の杜」での生物多様性保全に触れてもらいました。
稲の生育状況の確認では、稲の高さ、葉っぱの色、「はんてん」などの病気のサイン、「分けつ」しているかといった、4つの点について調べました。
稲の高さを測っています。
児童の皆さんは、「40センチだった!」「50センチを超えていた!」など、田植えをしたときからの稲の生長を感じてくれたようです。
葉っぱの色の確認です。
緑色が濃くなっていることからも、順調に生長していることがわかります!
じっくり観察して、分けつの状態も確認出来ました!
水中では、メダカやカワニナの元気な姿も見られました。
斜面林では、草花や昆虫の観察をしました。
エゴの実や、
秋の七草であるオミナエシ、
キキョウなどが観察出来ました!
また、当日は気温が高く、暑かったこともあってか、スズメが水浴びに来ていました。
最後に、班ごとに観察結果について発表してもらいました。
稲の状態が「良い状態」か「悪い状態か」という点については、自然観察会の数日前に200匹ほど駆除したものの、稲の葉っぱを食べるイネミズゾウムシに食べられた跡もあり、「やや悪い」という意見もありました。
10月の稲刈りでたくさんのお米を収穫するため、今後も引き続きモニタリングと駆除に努めていきます!
今回の自然観察会では、稲の順調な生長が確認出来ました。
次回、菅刈小学校の皆さんとお会いするのは10月の稲刈りです!
みんなで作ったお米の収穫、楽しみです!
また、8月23日(水)の10時~16時には、今年度2回目のおおはし里の杜の一般公開を実施します!
是非、お立ち寄りください!